アイスランドってどこ?

ひつじ食

アイスランドは、大西洋のほぼ中央に浮かぶヨーロッパでは二番目に大きい島国で、面積は大体日本の北海道と四国を併せたくらいの広さがあります。
その名前から想像するイメージとは正反対に気候的にみても暖流であるメキシコ湾流の影響で、夏は涼しく冬の寒さも驚くほど穏やか。冬の平均気温は、日本と同じ位です。積雪も5日以上続くものが、年に4?5回ある程度。とても過ごしやすい国なのです。
そしてアイスランドの人口約25万人に対し、羊の数は約100万頭以上。
アイスランドには4000以上のファームがあり、それらのほとんどは小さな家族経営のファームです。このためオーナーは自分のラムを知りつくし、そして愛情を持って育てるのです。
●アイスランドのラムは最高級肉です
現在食の安全性が厳しく問われる中でアイスランドのラムは非常に安全で清潔な環境で育てられ、またその美味しさで世界中から注目されています。
短い夏の間は、海岸に程近い山でのびのびと放牧されており、ブルーベリーや苔、海風によって運ばれた適度な塩分を含む数種類ものハーブを食べて過ごすのです。
そのような恵まれた環境と適切な飼育方法のおかげで、臭みの少ない、肉質のやわらかな美味しい羊に育っています。
またアイスランドでは家畜の輸入は禁止されているので飼育されている羊はすべて純血のアイスランド羊。さらに海を隔てた島国であることで他の地域であるような動物の病気がほとんどなく、土地は健康で肥沃、さらに動植物への化学肥料等も大変厳しく規制されており最高のラム肉をお届けできます。
スノーラム

東京の有名(らしい)ジンギスカン店「金の羊」で使われているのが、アイスランド産のラム肉とのことです。
すいません、食べたことありません。
その他の店で食べられるところはこちらなどを参照しつつどうぞ。(札幌ジンギスカン倶楽部

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世界一?軽くて暖か、扱いやすいアイスランドのウール

ひつじ春夏秋冬

アイスランドの羊は、植民者が千年以上前に羊をアイスランドに連れてきて以来、ずーっとそのままの原種を保っている世界でも珍しい羊です。毛糸の繊維を顕微鏡で見ると、普通のウールは繊維の中心に随があるのに、アイスランドのウールの繊維の中には気泡があり、竹筒のような組織。繊維の中に空気を含むので軽くて暖かいのは当然。

 アイスランドの厳しい環境に適応するため、羊もがんばった(?)ようで、アイスランドの羊の毛足はメリノ等のウールとは違い、外毛はずーっと長く、内毛はフワフワで柔らかく細い二重構造になりました。その2種類の羊毛を編み込むため、とにかく暖かい。写真で少しはフワフワ感が分かってもらえるでしょうか。
 *撥水性にすぐれる外毛
  毛足が長く、光沢があり、撥水性に優れているのが外側の羊毛です
*保温性抜群の内毛
  毛足が短く、しなやかな内側の羊毛は、保温性に優れています

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ベルギーで生まれた6本足の子ヒツジ画像

ひつじ事件

ベルギーの農場で子ヒツジが生まれたが、その赤ちゃんヒツジには足が6本あった。
6本足のこひつじ
農場を経営するピーターズさんによれば、今週末に自宅の牧場で生まれたヒツジはちょっと違っていたことにすぐに気がついたという。
「獣医は赤ちゃんが生まれると、すぐに足を持って、今までにこんなのは見たことあるかと聞いてきました」と取材陣に対して話した。
ヒツジは健康体だが、歩くことができないと言う。
「前のこの2本の足は必要ありませんね」ピーターズさんは、赤ちゃんヒツジがもう少し丈夫になるのを待って、来週にも必要のない足を切断する手術をしたいと話している。

必要のない足を切断すればふつうに歩けるようになる(=いまは余分な2本の足が邪魔で歩けない)、ということでしょうか。
無事歩くところも見てみたいものです。
でも、余分な足のうちの1本は右の腹から出てる分なんじゃないかと。
前足を2本取ったらみょーなことになりそうですよ?
こちらのお話は、友人のわかめさんからいただきました。見てくださってたのですね。ありがとうございますー。

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牛丼よりラム丼いかが? ハナマサ、ニュージーランド産チルド輸入

ひつじ食

 ハナマサは、都内七十店舗の業務用食材スーパー「肉のハナマサ」で、ニュージーランド産ラム肉の販売を開始した。
 二十三日と二十四日には、銀座店の店頭で試食会も盛大に行われた。そこには、「牛丼からラム丼へ」と書かれたステッカーも。小野博社長自らが発案したキャッチコピーという。
 小野社長自らがニュージーランドで買い付けた生ラム肉を冷蔵(チルド)輸送した。ジンギスカンブームでマトンやラムの肉が通常のスーパーで売られ始めたが、ほとんどが冷凍。
 水元隆芳・商品部仕入課長は、「チルドのラム肉は、やわらかくて臭みもない。飲食店のランチメニューなどにラムを提案販売していく」と話している。ハナマサは焼肉レストランも展開しており、ラム鍋、ラム丼の導入も検討中とか。
 「肉のハナマサ」は、中小飲食店向けに食材を販売しているが、食肉以外に冷凍食品や野菜などもそろう。品質の良さと価格の安さでまとめ買いする主婦も多い。
牛丼からラム丼へ

 業務用肉のスーパー「肉のハナマサ」は、23日からニュージーランド産生ラム肉の販売を都内70店舗で開始したのを記念し、23日と24日の両日、東京都中央区の銀座店で試食会を開催した。
 新発売の生ラム肉は、同スーパーを展開するハナマサ(東京都江東区、小野博社長)の担当者が直接ニュージーランドに出向き、エサなどを確認した上で開発したもの。同国は重工業が発達しておらず汚染物質が少なく、食の安全基準も厳しいため、「安全性」と「栄養価」をより高いレベルで追求できたという。これまでも同社はラム肉を扱ってきたが、全て冷凍品だった。生ラム肉は、ニュージーランドからチルド配送する。
 同社営業本部商品部の吉田昌司部長は「ハナマサで取り扱う生ラム肉は生後8?10カ月で、エサの牧草も管理しているので臭いがしない。羊肉はコレステロールを減らす不飽和脂肪酸が含まれており、動脈硬化の予防にもなる。またボケを予防する成分も含まれており、高齢化社会に脚光を浴びるはず」と期待を込めていた。
生ラム

よくきかれるお肉の名称に、「生ラム」というのがありますが通常のラム肉とはどう?違うのでしょうか?
「生ラム(生マトン)」というのは、オーストラリア、ニュージーランドからチルド(生)の状態で入ってくるお肉を言います。
お肉は美味しくなるために熟成というものがあって、丁度、船で日本に入ってくるチルドの状態で
熟成が進行します。日本に入ってきたときにはほとんど熟成が完了していて、お肉の旨味成分も増しています。
反面、冷凍肉はオーストラリア、ニュージーランドで生産されてすぐに冷凍になりますので、熟成が進行していないぶん、旨味成分も少ないと思います。
ラムレッグロール、ラムショルダーロールなど生産されてすぐに冷凍になったものです。
反面、「生ラム(生マトン)」は熟成した旨味があるんですね。

一般向けもしている業務用スーパーとのことですので、関東圏の飲食店における生ラムメニューがこれから増えていくのかも。

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幻のマトンを求めて

ひつじ食

日本が攻め込まれる水産物争奪戦の一方で、日本が新たに踏み込む食材争奪戦もある。
去年から首都圏を中心にジンギスカンブームが続いている。国内の羊肉需要もうなぎ上りで、各店舗にとっては良い羊肉の確保がブームを勝ち抜く最大の関門となってきた。
「らーめん むつみ屋」を展開するハートランドの竹麓輔社長は、去年からジンギスカンチェーン「カルニチン堂」を展開し始めた。出店の理由は「幻の羊肉、大変希少なマトンに惚れ込んだ」からだという。その幻の羊肉は、世界最大の羊肉輸出国・ニュージーランドにあった。しかし、ニュージーランドにとっては、ラム肉を日常的に食べるヨーロッパが最大のお客様であり、その次が中東諸国。羊肉の新興国である日本の存在感は薄い。果たして、竹社長は幻のマトンを確保することができるのか…。

こんな番組をやっていました。(こちらはマトンです)
MFマトン
通常のサイズがMLサイズ(1頭分で22.4kg以下)。←丸焼きに使うような加工済みの肉です
それに対して、背脂が厚く、うま味の多いMF(1頭分で30kg以上)サイズのマトンを常時確保する……というお話。
MFマトン、加工済みで41kgとか出てきます。
上の比較画像見ても分かると思いますが……大きい!
ニュージーランドでは羊肉の輸出が大盛況で、国内の羊肉が品薄で価格がじわりと上がっているとのこと。
ジンギスカンブームの余波なのか……。
BSデジタル(BSジャパン)では、3月29日午後7:55?に放送するようです。

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「がんばれ酢めし疑獄!!」のラムニー君

ひつじグッズ

ラムニー君  「がんばれ酢めし疑獄!!」3巻

施川ユウキの4コマギャグマンガ「がんばれ酢めし疑獄!!」に登場する羊キャラ、ラムニー君です。なんだかいつも、わかるようなわからないようなシュールな理由で泣いてます。

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5000年前の羊飼い?

ひつじ話

「5000年前の男  解明された凍結ミイラの謎」
そこでヒツジ飼い説である。彼は「六月に家畜を山に追い立て、九月に故郷に戻って来る」という生活を送っていたのだろうか? (中略)
 ・ 携帯品から判断すると、定期的な食料供給がなくても何ヶ月も生き抜くことができた。
 ・ 弓矢を使って肉を得ることもできた。
 ・ 弓と斧を使えば、獣や敵部族に対して防御ができた。
 ・ 行動範囲は、下は谷間から上は森林限界線まで及んでいた。
 ・ 衣服は高地の天候状況に適していた。
 ・ そして何よりも死亡地点が、家畜の群れを連れてアルプス以北へ向かうルート沿いの場所だった。

1991年にアルプス山中で見つかった紀元前3300年頃のミイラを調査した考古学者コンラート・シュビンドラーの手記。シュピンドラーは著書の中で、ミイラがアルプスの南北を移動しながら羊たちを放牧する羊飼いであった可能性を有力視していました。そうだと良いなぁ。
ウィキペディアに詳細がありましたので、こちらに。 → ウィキペディア「アイスマン」

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「華麗なる食卓」

ひつじグッズ

ヤングジャンプ3月23日発売号「華麗なる食卓」  「華麗なる食卓」単行本一巻表紙

3月23日(木)発売の「週刊ヤングジャンプ」では、連載中のふなつ一輝のマンガ「華麗なる食卓」がこんなことになってます。
主人公のシェフが作ったマトンと羊乳チーズのカレーに、審査員が感激してるシーンなのですが・・・なんというか、たいへんです。 「ふかふかー」らしいです。
このネタは、カーター卿さんからいただきました。いつもありがとうございます。せっかくいただいたのに、私の勉強不足でいまだ紹介にいたっていないネタもじつは色々あります。がんばるー。
なお、「週刊ヤングジャンプ」では、以前ご紹介した「メリーちゃんと羊」も連載中です。ひつじ度高くて嬉しいです。

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六甲山牧場で『シープベルを鳴らそう』

ひつじを見にいく

現在、六甲山牧場の羊たちは、120頭が飼育されています。
羊たちの一日は、朝9時にめん羊舎の戸びらを開けると、羊たちが飛び出していく姿から始まります。その後、牧草地を三々五々草を食みながら移動し、あちらこちらで来場者とのふれあいが行われます。
夕方、夕食の時間を告げるシープベルを鳴らすと、その音色を聞いて、家路を急いで羊たちがめん羊舎に帰ってきます。
そこで、六甲山牧場の新しいサービスの一環として、来場者の小学生以下の子どもたちを対象にシープベルを鳴らすイベントを3月25日(土)から毎日実施します。シープベルを聞いた羊たちが「メエメエ」と鳴いて帰ってくる、そんな、ハイジ気分を六甲山牧場で味わってみませんか。
その他、六甲山牧場では、ポニー乗馬、子牛への授乳体験、山羊の搾乳など実施していますが、これからも牧場で飼育している動物と身近にふれていただく機会を増やしていきたいと考えています。
◆内容◆
小学生以下の5人の子どもたちに夕食を告げる“シープベル”を一斉に鳴らして羊を呼んでいただきます。
*希望者多数の場合は、ジャンケンで勝ち残った5人とし、また、子どもの希望者がない場合は、大人の方でもご参加いただけます。
◆実施日◆
悪天候を除く毎日
◆実施時間◆
午後3時40分ごろ
◆集合場所◆
めん羊舎前
シープベルを鳴らそう

春休みを過ぎた平日なら、わりと狙えそうな気がします。
大人としてどうなんだそれ、とか気にしてはいけません。

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正しい昼寝で活力を 同大生ら大阪でキャンペーン

ひつじ事件

 昼寝を通して余裕のある社会を目指そうと、同志社大広告研究会の学生が25、26日、大阪市の梅田で昼寝を勧める街頭キャンペーンを展開する。「効果的な昼寝は新たな活力を生みます」と意欲満々だ。
 同研究会の1、2年生を中心に14人が参加する。社会問題を広告キャンペーンで取り上げようと昨年9月、禁煙やエイズ、魚の乱獲などの候補の中から昼寝に決めた。「学生はヒマそうに見えるけど実は睡眠不足。昼間は授業で夜はバイト、深夜はリポート書きに忙しい」と説明する。
 インターネットや本で昼寝の効果や正しい昼寝の仕方を調べ、羊を「眠りのキャラクター」に選んでイラスト化した。「寝る時に羊が1匹…といって、羊は睡眠の象徴です」と話す。
 街頭キャンペーンではリーフレット3000枚を用意。口コミで広げてもらうため、若い女性に集中的に配るという。
 リーフレットでは昼寝の効果や、正しい昼寝講座と題して「午後2時、コーヒーを飲んで20分間寝ましょう」と呼びかける。「午後3時以降、30分以上の昼寝は逆効果」とも記した。移動動物園で借りた羊も登場させ、キャンペーンを盛り上げる。

睡眠の象徴といわれるとネコとかのほうが向いている気もするんですがどうなんでしょうか。

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「英国とアイルランドの田舎へ行こう」

ひつじグッズ

「英国とアイルランドの田舎へ行こう」
北海道には羊が大勢いると思っていたが、一平方キロメートルあたり北海道では0.0五匹のところ、アイルランドには九四・八匹もいる。これでは私達がしじゅう羊による交通渋滞に巻き込まれたのもしかたない話だ。

池田あきこの「ダヤンのスケッチ紀行」シリーズの一冊。羊の丘の意を持つ英国の村々、コッツウォルズで羊まみれになったりもしてます。

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「ウール100%」と「ウール101%」

ひつじグッズ

「ウール100%」  「ウール101%」
ひつじのドリーが主人公のコマ割り絵本。思わずくすりとし、時にしんみり、そしてホッとさせてくれる、愛すべきドリーのフツーの生活を描きます。

フジモトマサルのマンガ(絵本?)です。 「101%」は「100%」の続編ですね。 作者ご本人のサイトがこちらに。 → フジモトマサルの仕事

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【命の息吹】あらかわ遊園で双子のヒツジの赤ちゃん

ひつじを見にいく

 荒川区西尾久の区立あらかわ遊園の「どうぶつ広場」で、双子のヒツジの赤ちゃんが誕生し、来園者の人気を集めている。
 2匹は先月20日に誕生。ディズニー映画の「ライオンキング」にちなんで、オスが「シンバ」、メスが「ナラ」と名づけられた。
 生まれて間もないが、シンバは体長約50センチ、ナラは約40センチとすくすく成長。2匹並んで昼寝するなどいつも一緒で、仲の良い姿がみられるという。
 同園では「生まれたときから元気がよく、びっくりするほとどんどん大きくなっているので、ぜひ見に来てほしい」と話している。同園は午前9時?午後5時。月曜日休園。

これも少し前の記事ですが。
あらかわ遊園にひつじがいるとか知りませんでした。
思っている以上にふれあい系の場所に点在しているようです。

むっちりしたヒツジ inあらかわ遊園
ここのひつじはホントおっとりとして可愛い。デカイけどな!

ムチムチ(死語)ですねー。
素敵なひつじ行脚(?)をされている「mon petit lapin02」サマ、別記事でのひつじnewsへのリンクどうもありがとうございました。
よい表情や仕草のひつじたちが写真に収まっております。
まさに見て損なし。お好きなかたは是非是非。

ヤギ・ヒツジ
●ふれあい広場
   ヤギ・ヒツジ
   利用時間 10時?11時20分、13時?15時30分

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山海経のひつじのようなもの

ひつじ話

土螻
獣がいる、その状は羊の如くで四つの角、名は土螻、これは人を食う。

怪力乱神を語りまくった古代中国の地理書「山海経」には、羊のような生き物の存在が数多く記されています。まずは一頭、「西山経」に出てくる「土螻」をご紹介。「四つの角」というのがマンクスロフタンやジェイコブぽくてかわいいような気がします。人食いますけど。
ちなみに、ジェイコブ種はこんなかんじの羊。必ずしも多角ではないらしいですが。

ジェイコブ種

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世にも不思議な食の世界

ひつじ話

「世にも不思議な食の世界」  羊の丸焼き
これもそれも実は炭火と羊の焙り方ひとつなんです。「強火の遠火」で面倒くさがらずに肉塊を回転させながらじっくりと焼き上げる。これなんですねぇ。

わが胃袋に「未消化」という文字はない(帯の惹句より)小泉武夫の怪食紀行です。これはウイグルの羊の丸焼きですが・・・コツを教えられても・・・・。

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