ひつじグッズよりどり

ひつじグッズ

「何匹上手にのせられるかな??」
カバ、うま、ヒツジ、わに、クマ、ゾウ、きりん。
7種類の動物たちを
バランスゲームにしちゃいました!

pazzle1.jpg とりあえずヒツジは下のほうで。

キンダーシュピール アニマルバランスゲーム


●サイズ(約)/88×130cm 
●素材/表:い草 裏:不織布貼り
かわいいアニマルキャラに子供たちも大喜び!
モコモコフサフサヒツジさんです(^^♪

い草マルチマット(ヒツジ) 買えないときは畳に落書きで代用です。

い草マルチマット(ヒツジ)


表情豊かな白と黒のヒツジがヴィンテージ風のボックスに入っています。

アニマルシリーズ「ヒツジ2頭」 石けんのヒツジは使えないのが難点ですよ。

GIANNA ROSE ATELIER アニマルシリーズ「ヒツジ2頭」

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羊の歩み

ひつじ話

 羊に関する記述は、漢詩文や仏典を踏まえたものが多く、その典型的な例が経典に見える「屠所の羊」に基づいた、無常を表す「羊の歩み」である。
『源氏物語』浮舟巻には、薫と匂宮との二人への愛情の板挟みになり、切羽詰って入水を決意した浮舟の心中を述べた、「明けたてば川の方を見遣りつつ、羊の歩みよりも程なき心地す」がある。
類例は多く、『狭衣物語』巻二の狭衣の子を懐妊した女二の宮の胸中の心細さ、『栄花物語』初花巻の彰子の出産を間近に控えた土御門殿のあわただしく日々を過ごすさまなども「羊の歩み」とされている。
(略)
 古代以来、羊は高温多湿で狭隘な日本に定着しなかったが、仏典や漢籍を通じてもたらされた羊に関する情報は、諺などとして伝承されてきている。(略)これは「羊の屠所に赴くが如し」などが知識としてあってのことである。

おとつい「十二類絵巻」をご紹介したときに触れた「羊の歩み」について、少しだけ。
平安期の日本では、羊といえば無常、だったのですね。

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ヒツジゴケ

ひつじ話

ケヒツジゴケ

以前、羊の名が入った花として、ギシギシとヒツジグサをご紹介したことがありますが、今回は、羊の名の入ったコケ「ヒツジゴケ」です。
コケ写真サイト「コケの写真鑑」様から、アオギヌゴケ科のケヒツジゴケを引用させていただきました。

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「十二類絵巻」

ひつじ話

「十二類絵巻」(部分)
「十二類絵巻」(羊)
四番  左  羊
めくりきて、月みる秋に、又なりぬ、これや未の、あゆみなるらむ
     右  牛
むら雲の、空さたまらぬ、月をみて、夜半の時雨を、丑とこそ思へ
 判云
 左の哥、月みる秋をむかへては、まつこれを、もてなすへきに、ひつしのあゆみ、よにいとわしく、きこゆる心ちしておほゆ、右の哥、月をみて、夜半の時雨をかなしむ心、まことにやさし、我もぬれて、ひとりなきてこそ侍しか、右を勝とや申へからむ

「十二類絵巻」は、室町時代に成立した御伽草子のひとつです。十二支の動物たちの歌合にまぜてもらおうとして追い出された狸が、彼らに復讐戦をしかける、というお話で、上はその歌合の場面なのですが、・・・負けてますね、羊。「ひつじのあゆみ」は屠所に引かれる羊の様子を表す言葉ですから、月を愛でるにふさわしくなかったのでしょうけれど、いやでも、そういわれても。

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ひつじグッズよりどり

ひつじグッズ

ぞうさん、ひつじさん、あひるさんのかわいいハンガーラックシリーズ♪
サイズ:幅44×奥行き44×高さ132.5cm

アニマルポールハンガー ひつじ(ホワイト) ハラで支えられているのがチャームポイント?

アニマルポールハンガー ひつじ(ホワイト)


手触りのいい、かわいいボールペン! 文字を書くたびに、手足がゆらゆら☆

ボールペン ぷららん王国 ヒツジ しっぽの先で字が書けます。

ボールペン ぷららん王国 ヒツジ


ラブリーなヒツジをころんと立体的にカラーゴールドでかたどったネックレスをおつくりしました!
大きさ 7×5×4(厚み)mm

幸せを運ぶ、カワイイ子ヒツジ!? カラーゴールドネックレス・パロル 丸いヒツジ。どんな顔してるんでしょう?

カラーゴールドネックレス・パロル

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裁判獣「獬豸(カイチ)」

ひつじ話

南京・明孝陵の獬豸
古代中国の書物には、神でもなければ、妖怪でもない「非日常的な生き物」が多く記述されている。
(略)
角を一つしか持たない獣は麒麟のほかにも多くいる。古代の一角獣幻想においては、獬豸(かいち)も重要な存在の一つだった。
(略)
獬豸の外見についてはおおよそ三通りの説明がある。(略)三つ目は「神羊」説である。『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』続集巻八「支動(しどう)」には「開元二十一年(七三三年)、富平(ふへい)県に角が一本ある神羊が生まれた。肉の角が頂にあり、白い毛が上にさかだっていた。論者は、獬豸であるといった」(今村与志雄訳)とある。しかし、「神羊」にしては、あまり崇敬されていなかったようだ。
(略)
この幻想動物は(略)性格が実直で、正義心が強い。とくに注目すべきは、善悪を見分けることができることだ。世の中に争いごとが起きるときにあらわれ、まちがっている方を角で突く。それで「任法獣」の異名を持っている。「任法」とは法をおもんじ、法に拠って政を行うというほどの意味である。つまり、「任法獣」とは裁判官ならぬ「裁判獣」である。『後漢書』巻四十「輿服志」によると、法を執行する者は裁判官専用の帽子「獬豸冠」を被る、という。

以前ご紹介した羊を使った神判について、もう少し。本来は、羊というより、羊似の聖獣だったようですね。羊似とも限らないようですし。上の引用では略しましたが、牛や熊、鹿という説もあるようです。写真は南京・明孝陵の参道にいる石像ですが、そのどれにも似てないような・・・。
なお、羊似で一角獣というと、トウトウというのもご紹介してますので、ついでに。

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「伊豆海島風土記」

ひつじ話

大島
 一、享保の頃
 (略)
 又羊の多き事其数難斗、五疋七疋或は貳三拾疋つゝ打むれて、人家近くも出、作物を盗み喰ひ、山奥には一群に百も貳百も打集りて遊ぶ、然るに此羊も昔上より二疋とり渡させられしが、子を生し、年を追て数弥増、又享保の頃御用ひの事有迚三疋生捕にして奉りける事も有りける故、羊を殺たる者は重き罪を蒙事と言習せて、追散らす事もせさる故、猶増長し、徘徊すると云ふ、

江戸期、天明初年頃の、伊豆諸島の調査記録です。大島に持ち込まれた羊が野良化のあげく大繁殖したことがあった、という内容の記事なのですが、イノシシサルはともかく、羊の獣害が日本にあったとは。

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平尾台の羊群原(ようぐんばる)

地名・団体

ピナクルが羊の群れのように見える羊群原
平尾台は山口県の秋吉台とならぶ日本有数のカルスト台地で、天然記念物・国定公園・県立自然公園に指定されています。
ピナクルが羊の群れのように見える羊群原や、地下に川が流れている千仏鍾乳洞など、独特なカルスト地形をもつ平尾台の自然やそこに生息する動植物をご紹介します。
※ピナクル → 石灰岩が溶け残って、地表にでてきた様々な形をした岩の柱。

北九州市の平尾台にあるカルスト地形です。こちらの「平尾台自然の郷」にある北展望台「羊望台」から、「羊群原」の絶景が眺められるようです。

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「生態系の破壊を警告」21世紀ノアの方舟

ひつじ春夏秋冬

アララト山の丘に現代版の方舟を作っている現場周辺で、羊がのんびり草を食んでいる
国際環境保護団体グリーンピースの関係者たちが21日、トルコ東部のアララト山の丘に現代版の方舟を作っている現場周辺で、羊がのんびり草を食んでいる。アララト山は、旧約聖書の中で、ノアの方舟が大洪水の後に停泊した場所とされている。グリーンピースは、生態系破壊の危険を警告するため、方舟を再現している。

カーター卿さんからタレコミをいただきました。ありがとうございます。
いやあ・・・・なんにも気にしてなさそうですね、羊・・・・。

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「十二支の動物たち―和田誠 日高敏隆の動物断想」

ひつじ話

 そもそもウサギはあまり人に馴れない。せいぜい人をこわがらなくなる程度で、ネコのようにまつわりついたり甘えたりする面白さはないようである。なぜだろうか?
 ウサギは草食動物である。親は出産期が近づくと草で巣を作って子どもを産む。子どもの発育はかなり早く、まもなく子どもは離乳する。そうなると、子どもはもう一人で食べていける。草はそこらじゅうにあるし、特別の努力をしなくても手に入る。(略) ウサギの子には甘えの構造がないのである。
 (略)
 子羊はかわいいが大人の羊は退屈だ、というのは大方の人々の印象であろう。それも致しかたのないことだ。つまり、ヒツジもウサギと同じく草食獣で親が子に餌を与えて育てるということがない。ふつう、家畜化された動物は大人になっても幼児的な性質を保つ(人間はその最たるものである)。けれど、幼時のときから親への依存度が低いヒツジのような動物では、多くの人が期待する幼時っぽさが、あまりそなわっていないからである。

和田誠のイラストと日高敏隆のエッセイの組み合わせが絶妙な、動物雑学本です。

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酒見賢一「陋巷に在り」の墳羊

ひつじ話

 ある事をきっかけに李桓子は孔子を訪問している。「史記」孔子世家のこの部分も、孔子の真意を図りかねる記述であるとして物議を醸すことになる。
 ある日、李桓子が井戸を掘っていると土製の瓶が出てきた。その瓶の中には羊のような動物が入っていた。李桓子はその奇怪な動物の死骸を羊ではなく狗だと思った。
 (略)
「という次第で妙な狗を得たのだが。仲尼殿にはどう思われましょうか」
 こういう妖しい話を孔子に持ち込むということ自体、李桓子が孔子をどういう目で見ていたか分かろうというものだ。
 (略)
「丘の聞く所によりますと、それは狗ではなく羊でありましょう。こう伝え聞いております。『木石(山)の妖怪は(き)(一本足の怪物)と魍魎であり、水の妖怪は龍と罔象(もうしょう)(人食いの怪物)であり、土の妖怪は墳羊(頭が大きく雌雄の分化がされてない畸形の怪物)である』と。だからそれは狗ではなく羊のはずです」
 孔子に似合わない奇怪な返答である。
 (略)
孔子は「霊的な力を振るう」などという事をしりぞけようとした人である。孔子学団にそのようなものを期待されるのは御門違いというべきだった。しかし、この場合は李桓子の歓心を買うために敢えてそれらしい答えをしてみせる必要があったのであろう。

酒見賢一の伝奇小説「陋巷に在り」の中で、以前ご紹介した墳羊のエピソードが使われています。

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ひつじグッズよりどり

ひつじグッズ

サイズ:ひつじ…155×100×31mm
目覚まし機能もついていますよ。
こんなかわいい置き時計に起こされたら
まだまだ眠い朝も、がんばって起きられるでしょうね。

ひつじ置き時計/温湿度計
ひつじ置き時計/温湿度計
色が白くなっただけでヒツジっぽく見えるのは何故なんでしょうか。

ひつじ置き時計/温湿度計


ヒツジ:K18、パール、ダイヤ 税込み¥451,500
人気のZOOシリーズ。カラーストーンパールの組み合わせが新鮮なうさぎやペンギン
愛らしい表情の羊。

animal_ginza.jpg 真珠の輝き。45万円のヒツジ。

Mini Brooch ヒツジ


僅か約2?位の小さな石に彫刻されています。
一個一個手作りですから若干ですが違いがあります。
材質:翡翠
縦・横:約10.5? 2.3?

翡翠彫刻干支未(ヒツジ)ストラップジュエリー 小さな羊小物好きならこんなのも。

翡翠彫刻干支未(ヒツジ)ストラップジュエリー

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紡ぎ車屋 「Kakara Woolworksーカカラウールワークス」

ひつじグッズ

カカラウールワークス ロゴ
マジャクラフトオリジナルの折りたたみ式ダブルペダル紡ぎ車 スージー
ハンドメイドシープ!
カカラウールワークスのKakar(カカラ)とは、アイヌ語で「紡ぐ」の意味です。
Kakaraは、ニュージーランドのマオリ語では「香り」の意味。
店主がニュージーランドでも活動していたことから、日本にもNZにも通じる名前にしました。
そして、羊からの最高の贈り物「ウール」に関わる道具やモノを販売するために、この名前がつきました。

ニュージーランドの紡ぎ車製造会社「マジャクラフト社」の輸入販売代理店、「カカラウールワークス」様より、オンラインショップ開店のおしらせをいただきました。紡ぎ車のほかに、フリースや書籍なども扱っておられます。ハンドメイドひつじ人形の良い表情もたまりません。
それにしても、紡ぎ車というのは、じつに美しい道具なのですね。紡ぎ車を担いで各地ののイベントを巡る予定もおありなのだそうで、どこかでお目にかかれたら、きっと触らせてもらおうと思います。

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羊が詠み込まれた短歌など

ひつじ話

まきの夫が犬を指揮して千万の羊逐ひくる野のうす曇

 伊藤左千夫・伊藤左千夫全短歌 

病院の羊が庭に逃げ入りてとらはれし日の落葉のみだれ

はる日さす病院のにはに、緬羊のくろきがふたつ くさの芽食むも。

羊煮て兵を労う霜夜かな

動物限定の歳時記「短歌俳句 動物表現辞典」の、「羊」の項に挙げられている短歌や俳句です。

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フランス民話 「目をつぶされたタタール人」

ひつじ話

 昔、ひとりのタタール人がいたが、人間の顔をもつ巨人で、おそろしい力をもち、額のまんなかに目玉がひとつしかなかった。
 (略)
 やがて巨人がもどった。戸を閉めるなり、「ここにはキリスト教徒の肉があるぞ」と叫んだ。
 (略)
 ぐずぐずしてはいられないと思った若者は、敵の力をくじくのは今が絶好のチャンスだと判断した。炉端の焼き串を手にとると、真っ赤に焼いて巨人の目玉に突き通した。
 (略)
 巨人は手探りで追いかけたが、若者は羊の群れのなかにもぐりこんだ。むだな追跡に疲れた巨人は計略を思いついた。羊を一頭つかまえては外へ出すことにして、入り口に立って一頭ずつていねいにさわってから自分の両足のあいだをくぐらせて通すというやりかただった。身の危険を察した若者は、羊の皮をかぶって四つばいになり、群れのまんなかにもぐった。
 ●注釈
 1875年頃ピレネ=アトランティック県のエスキュールでティルーという名の76歳の羊飼いにより語られた。
 ホメロスの『オデュッセイア』の中の一つ目巨人ポリュペーモスの話で、『ドロパトス』や『千一夜物語』にも記されている。グリムの「強盗とその息子たち」がこのテーマで書かれており、口承ではスカンジナビア諸国からベルベル人の国まで広く分布し、しばしばもっと長く、こみいった話として語られる。

 フランスの民話集から。ほぼ「オデュッセイアー」なんですが、タタール人って・・・。

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