緑釉羊圏 後漢(1?2世紀) 高9.5 径21.0愛知県陶磁資料館 「中国古代の建築とくらし」展カタログ
愛知県陶磁資料館で八月十七日(日)まで開かれている、「中国古代の建築とくらし ―茂木計一郎コレクション―」展に行って参りました。
新石器時代から明代にいたる明器(副葬品)の個人コレクション展ですが、ひつじがあちこちにひそんでいます。上はそのひとつで、囲いの中で飼われている羊が毛刈り(屠殺かも)されている場面の模型。
明器については、後漢の羊形のものや作坊などをご紹介しています。
ひつじ(ヒツジ、羊)のニュース、画像(写真)、グッズ、サイト、牧場などを紹介するひつじサイト。あなたの好きな羊もたぶん見つかります。
緑釉羊圏 後漢(1?2世紀) 高9.5 径21.0愛知県陶磁資料館 「中国古代の建築とくらし」展カタログ
愛知県陶磁資料館で八月十七日(日)まで開かれている、「中国古代の建築とくらし ―茂木計一郎コレクション―」展に行って参りました。
新石器時代から明代にいたる明器(副葬品)の個人コレクション展ですが、ひつじがあちこちにひそんでいます。上はそのひとつで、囲いの中で飼われている羊が毛刈り(屠殺かも)されている場面の模型。
明器については、後漢の羊形のものや作坊などをご紹介しています。
17世紀オランダの画家、フランソワ・リッカルスの「農家の裏庭」です。
The Shepherd
How sweet is the Shepherd’s sweet lot!
From the morn to the evening he strays:
He shall follow his sheep all the day
And his tongue shall be filled with praise.
For he hears the lambs innocent call.
And he hears the ewes tender reply,
He is watchful while they are in peace,
For they know when their Shepherd is nigh.
なんと楽しいことだろう、羊飼いの楽しい身の上は!
彼は朝から夕べまで歩き回る。
彼は一日じゅう自分の羊の後を追い、
彼の舌は神への称賛に満ちている。
だって、彼は子羊の無邪気な呼び声を聞き、
母羊のやさしい返事を聞くんだから。
彼が見守っているあいだ羊たちは平和でいられる、
だって羊たちは羊飼いが近くにいるのを知っているから。
ウィリアム・ブレイクの詩集「無垢と経験のうた」より、「羊飼い (The Shepherd)」です。
■主人公:ウ?ル?
フワフワと空を飛ぶことのできる、不思議な子羊。
色んなことに興味津々。ある時、空に浮かぶ
シープランドからこの地球にやってきた。
■ウ?ル?の仲間:ペペ
毎日をなんとな?く生きている普通の羊。
一般的に眠れない時に数える「羊が一匹…羊が二匹…」で
柵を飛び越えているのは、なんとこのペペだった!?
リンク先にぬり絵と、あと見たことはないのですがUSENのプログラムガイド誌のほうにイラストクイズ?が載っているとのこと。
なんで浮いてるの!
先駆舎さまよりご紹介いただきました。ありがとうございました。
いました!こひつじ!
4頭も!?
今年生まれの子は毛を刈られていないので
ちょうどいい長さで、ふかふか可愛い!
なでずにはいられません。
全国の観光牧場や動物園をひつじ行脚して写真を撮っておられるひつじ小屋のめい様から、あらかわ遊園で今年生まれた子羊たちの情報をいただきました。
ありがとうございます! ひつじnewsは東海圏の住人なので、東日本の羊は全然フォローできていないのです。ああ、かわいいよぅ。
こちらでは毎年かわいい子羊が生まれているようで、荒川区のHPでも2006年に双子が生まれたことがニュースとしてとりあげられています。
週末にでも、いかがでしょう。というわけで、下にあらかわ遊園の利用案内を。
●入園料
大人 200円
小・中学生 100円
65歳以上の方 100円
※未就学児は無料
●開園時間
9時?17時(夏休み期間の日曜日とGWの日曜、祝日は雨天を除き18時まで)
●休園日
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日?1月1日)
※春休み期間、夏休み期間と冬休み期間は無休
●ふれあい広場
ヤギ・ヒツジ・ハナジカ(バンビ)
利用時間 10時?11時20分、13時?15時30分
17世紀フランスのカラヴァッジオ追随者、ヴァランタン・ド・ブーローニュによる、タッソーの叙事詩「解放されたエルサレム」の一場面を描いた、「エルミニアと羊飼い」です。
フランス語の辞書を引いてみると、羊に関連する語彙が彼の国にはきわめて豊富であることがわかる。(略)
そのうちでもっとも広く使われるのはmouton(ムートン)であって、これが英語のmutton(マトン)になったわけであるが、この名詞にそのまま動詞の語尾をつけてmoutonner(ムートンネ)としたりする。
この語は、海の波などが、あたかも羊の毛が縮れ波うつようにうねって、白く泡立つ様、あるいは羊の群がもくもくと移動するように波うつ様を表すのである。
(略)
広い場所といえば日本ではまず海原であるけれど、大陸ではそれは、見わたすかぎりの草原である。
広大な緑の草原に、侵蝕されて背の丸くなった白い石灰岩が点在している。
それを見て彼等は、もちろん羊の群が草を食うあり様を連想する。
羊背岩(ロッシュ ムートンネ)というのがまさにそれであろう。
中国でいえば黄初平の故事、「石を叱して羊と化す」は、やはりその風景から生まれたものに違いない。
奥本大三郎のエッセイ集「干支(エト)セトラ、etc.」から、「未」の章を。
羊の群れのような波、というと、ミレーの「牧養場の羊の群れ」で触れたことがありますね。
あと、昨日からひっぱっている白い石の話ですが、羊背岩……羊背岩ですか。
羊背岩とは、羊の背のような丸いコブ状の岩の突起のことです。固い岩盤が氷河時代に、氷河によって磨かれた結果できました。
なんか……羊と見まごうには大きすぎるような……。
小川芋銭の「黄初平」です。
羊ともつかず白い石ともつかぬなにかがわらわらと。茨城県近代美術館蔵。
鑽羊洞のお話をしてからこちら、白い石と羊の関係が気になってしかたないんですが、やっぱり正体というかイメージの由来はこのへんなんでしょうか。
なお、黄初平については、島田元旦や円山応挙などをご紹介しています。
カーネギーメロン大学の客員教授、Osma Khan氏の制作による6本足のロボ羊。
フィリップ・K・ディックにインスパイアされたんだろうって? もちろんそうです。このロボ羊には、草を刈る歯とGPSがついていて、彼はGPSを使って場所を確かめながら、自分で草を食べて歩き回ります。衝突防止センサーもついています。
もう一つ別の動画も。
P・K・ディックというよりは「ひつじのショーン」にインスパイアされてしまった感じもします。
やたらやかましい足音?と、後ろに伸びた電源ケーブルがラブリー。
フラ・アンジェリコの「聖母戴冠」です。
右端に聖アグネス。ファン・エイク兄弟のヘント祭壇画やアンドレア・デル・サルトの「聖女アグネス」でご紹介しています。ルーブル美術館蔵。
モノトーンのシックなたたずまいがお洒落な羊のマウスパッドです。風合いのやさしいフェルト素材はとてもスムースな使い心地で、何だか優しく扱いたくなります。これなら落ち着いた大人のデスクにも似合いそうです。
Size W18×H16×D0.4(cm)
見た感じ、顔のところにマウスが引っかかりそうな気がしますがどうなんでしょうか。 |
キュートなおひつじが、少し動いただけでも、すぐに回転し始め、もう少し動くとサラサラと音を立ててグルグルグルグル回転します。(びっくりするほど回転します!)
少しお高いのでとても買えませんが回っているのは見てみたいところです。 |
皐陶(こうよう)が裁判を行なって、決することができなかったときには、神羊に触れさせた。
罪があるものの場合は直ぐに触れ、罪の無い場合は触れなかった。
とすると、皐陶が判決を下したのは神羊の力によるのである。
後世、張釈之・于定国らの如きは、羊に補佐してもらうことなくして、民に冤罪を蒙ったものは無かった。
皐陶よりもはるかにすぐれていたではないか。
中国、明代の随筆集『五雑組』の巻九、物部一より、「皐陶と神羊」の章を。
神羊については、裁判獣カイチや羊神判などのお話をしているのですが、そこに出てくる舜帝の賢臣皐陶が、漢代の司法官たちと比べられた上で、負け判定されてます。……そう言われれば。たしかに。
彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。
そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。
主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。旧約聖書 創世記第三章
17世紀ローマの画家、ピエル・フランチェスコ・モーラの「楽園追放」です。
もしも ここが あおくさの
ぷうんと におう まきばなら
(略)
めをつむって、つぎのぺーじをひらいてみて!
アリソン・レスターの絵本です。「ジャングル」や「海」といったテーマごとに、見開き一面にぎっしりと動物たちが描かれています。もちろん、ここは「牧場」で。
ファン・エイク兄弟の「ヘント祭壇画」について、下段中央の「神秘の仔羊」、閉翼時下段中央左の「洗礼者ヨハネ」、開翼時左上角の「カインとアベル」、と、羊探しをしているのですが、もうひとつだけ。
「神秘の仔羊」のすぐ右手に居並ぶおおぜいの聖女たちの、いちばん左に、羊を抱いた聖女アグネスが立っています。
この聖女については、アンドレア・デル・サルトの「聖女アグネス」をご紹介しています。