シャガール 「ノアの犠牲」

ひつじ話

「ノアの犠牲」

マルク・シャガールによる「聖書」の挿絵より、「ノアの犠牲」です。
シャガールは「ダフニスとクロエー」を、
「ノアの犠牲」というテーマについては、バチカン美術館のラファエッロの天井画システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画をご紹介しています。

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ひつじグッズよりどり

ひつじグッズ

立体的なボリュームのあるしっかりとした作りの、オーダー製K18ホワイトゴールドひつじピアスです。 
正面・側面・背面、どの角度から見てもキュートで、モコモコで角がクルンと丸い羊は、シンプルな地金ピアスなので、場所やシーンを問わずいつでも愛用でき、視線を集めそうです。

ひつじピアス みんさまよりコメントでご紹介いただきましたがすでに完売とのことで残念。 (><)

ひつじピアス


もこもこの、かわいらしい羊のネックレスです。 
裏表の無い立体的な羊が、胸元でころころと揺れます。

羊のネックレス もこもこ系? おなじ造形?のピアスも。

羊のネックレス


見てるだけで癒されるほんわか可愛い動物さんシリーズです♪

ひつじさんピアス ファンシー系。ちょっと付けづらい……?

ひつじさんピアス


サイズ:約2cm

プラグボタン ひつじ うっかりしているとヒツジの群れを作ってしまって危険かもしれません。

プラグボタン ひつじ


お茶碗の内側底には動物のイラストがはいっているので、御飯を食べていくうちに動物さんが見えてくるのでお子さんも大喜び?(^o^)/♪ 
またお茶碗側面にも動物のイラストが入っていて、動物イラストの反対側には足跡のイラストが入っています。

有田焼 子供茶碗/ひつじ 子供向けのものでも食器系、このあたりなら大人が使っても大丈夫?

有田焼 子供茶碗/ひつじ

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クロード・ロラン 「エジプト逃避途上の休息」

ひつじ話

「エジプト逃避途上の休息」 「エジプト逃避途上の休息」(部分)

クロード・ロランの「エジプト逃避途上の休息」です。エルミタージュ美術館蔵。
「エジプト逃避」とは、嬰児キリストがヘロデ王から逃れてエジプトへ向かう、マタイ福音書の記述がもとになったテーマ。以下に引用します。

見よ、主の使いが夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。

 新約聖書 マタイによる福音書 第二章 

なお、クロード・ロランは、「パリスの審判」をご紹介しています。

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アイルランドの民話 「黒い子羊」

ひつじ話

(略)
ある暗い晩のこと、女が手おけ一杯の煮え湯を、注意しろとも言わずにいきなり撒いたのです。
即座に、まるで人が苦しんででもいるかのような叫び声が聞こえましたが、何の姿も見えませんでした。
しかし次の晩、背中全体が焼けただれた黒い子羊が家の中にはいってきて、暖炉のそばに呻きながら横たわり、それから死んだのです。
というわけで、これはその女にやけどを負わされた霊なのだと誰もが思い、死んだ羊を丁重に表に運び出し、それを地中に深く埋めました。
それでも毎晩、同じ時刻になると羊がまた家にとことこと入ってきて、横たわり、呻き、死ぬのでした。
(略)

ウィリアム・バトラー・イェイツの編纂によるアイルランド民話集より。
イェイツは、「幸せな羊飼いのうた」をご紹介しています。

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羊頭付きリュトン

ひつじ話

羊頭付きリュトン
前一千年紀前半
土器   長……28.2  径……17.5
角の大きな羊はペルシャの王権の象徴とされる。
このリュトンは王の酒杯だったのであろうか。

 「ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝」展図録 

先日のクシャノ・ササン朝のコインに続いて、古代イランの羊をもうひとつ。コルデスターン州出土のリュトン(酒杯)です。
リュトンは、同じく「ペルシャ文明展」図録から、金製のもの銀製のものをご紹介しています。

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クシャノ・ササン朝のコイン

ひつじ話

バフラム金貨
雄羊角に蓮華(アザミ?)の花を戴く冠を被っている。
クシャノ・ササン朝ササン朝ペルシアのいわば分家で、ゾロアスター教を信じるイラン系遊牧民である。
雄羊(イラン高原に生息していた野生のムフロン羊)は、ゾロアスター教の勝利の神の化身である。
また、王権、財産、吉祥のシンボルでもあり、雄羊文は織物、スタンプ印章、銀皿などに多用された。
この伝統は中央アジア、中国を経て、正倉院の「羊木臈纈屏風」にまでつながる。

クシャノ・ササン朝(4世紀前半)の金貨です。頭に巻き角が。
ムフロン羊の文様についてはこちら、ゾロアスター教の戦勝神についてはこちらをご参照ください。

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ロベール・カンパン 「寄進者ヴェルルと洗礼者ヨハネ」

ひつじ話

「寄進者ヴェルルと洗礼者ヨハネ」 「寄進者ヴェルルと洗礼者ヨハネ」(部分)

15世紀ネーデルラントの画家ロベール・カンパンによる三連画の左翼部分。洗礼者ヨハネが子羊を抱いています。

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どうぶつ奇想天外!「牧羊犬」

ひつじ画像・映像

牧羊犬
どうぶつ奇想天外!「牧羊犬」
北海道にある日本最大規模のヒツジ牧場で、驚きの活躍をする2匹のボーダーコリーが今回の主役。
牧羊犬として働くこのイヌたちは、簡単な指示と笛の合図だけで200頭もの羊を一瞬にして集める。
その様子はまさに圧巻!
ここを、訪れた高田純次と倉科カナは、無謀にも牧羊犬に挑戦状をつきつけたのです。
二人はイヌよりも早くヒツジを集めることが出来るのか!?
そして、牧羊犬に強力なライバルが出現!!その結果は・・・
さらに、優秀な牧羊犬に育てるためのトレーニング方法を紹介、
またイヌと主人の関係を試す実験では、牧羊犬の賢さに、改めて脱帽です。

ということで、8月17日(日) 20:00?20:54までTBS系列で。
関係ないですがひつじnews宅ではいまテレビが映らないので見れません(笑)。ので、放映後のキャプチャは今回は無しの方向で。

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ブレイク 「ヨブ記」挿絵

ひつじ話

「ヨブ記」より「ウヅの地にヨブと名づくる人あり」 「ヨブ記」部分
ウヅの地にヨブという名の人があった。
そのひととなりは全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかった。
彼に男の子七人と女の子三人があり、その家畜は羊七千頭、らくだ三千頭、牛五百くびき、雌ろば五百頭で、しもべも非常に多く、この人は東の人々のうちで最も大いなる者であった。

ヨブ記 第1章

ウィリアム・ブレイクの銅版画、「ヨブ記」の挿絵です。
詩人としてのブレイクは、「羊飼い」でご紹介してますね。

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ブリューゲル 「良い羊飼いのたとえ」

ひつじ話

「良い羊飼いのたとえ」 「良い羊飼いのたとえ」(部分)
羊の囲いにはいるのに、門からでなく、ほかの所からのりこえて来る者は、盗人であり、強盗である。門からはいる者は、羊の羊飼である。

 ヨハネによる福音書 第10章 

ピーテル・ブリューゲルの下絵による銅版画、「良い羊飼いのたとえ」です。
ブリューゲルの絵は、「ネーデルラントの諺」「人間嫌い」、 「イカロスの墜落のある風景」を、
良い羊飼い、というテーマについては、新約聖書からの引用ウィリアム・J.ウェッブの「迷える羊」などをご紹介しています。

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『千一夜物語』より 「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語」

ひつじ話

老人は一頭の生きた羊を連れて来て、一同これをほふり、その皮をはぎ、皮をきれいに掃除しました。
それから彼らは私に言いました、
「あなたはこれから、この羊の皮の中に縫いこまれて、そしてこの銅の御殿の露台の上に出しておかれることになります。
すると、象でもさらって行くことのできるような、大きな『怪鳥ロク』が、これをほんものの羊と思って、あなたの上に襲いかかり、あなたを雲までつりあげて、それから人間の近づきえない高山の頂上におろして、あなたをひと呑みにくらおうとするでしょう。
だがそのときあなたは、この刀をさしあげますから、これでもって羊の皮を破って、外に飛び出してしまうのです。
すると恐ろしいロクも、人間は食わないから、あなたを食べないで、どこかに見えなくなってしまうでしょう。

千一夜物語マルドリュス版から、第9夜から第18夜にあたる「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語」の中で語られるエピソードです。偏食怪鳥……。

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トヨタクラウン アスリートCM『羊たちで沈黙篇』

ひつじ画像・映像

トヨタクラウン アスリートCM『羊たちで沈黙篇』
出 演
近藤 誠人(こんどう まこと)
その他:羊(コリデールの雑種)
ナレーター:加藤 亮夫(かとう あきお)
音 楽
オリジナル曲
演奏者:弦一徹(げんいってつ)

(リンク先で30秒CMが見られます)
その他出演……
まあそれはそれとして、よくよく見てみると
トヨタクラウン アスリートCM『羊たちで沈黙篇』
途中から羊の数増えてますよ!
こちらはもりもとさんからタレコミをいただきました。ありがとうございました!
※2009/03/27追記
TOYOTAのサイトでは公開終了しているようですので

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テニスン 『国王牧歌』より「アーサー王の死」

ひつじ話

わが魂のために祈ってくれ。祈りによって
            この世が考えているより、
もっと多くの事柄が成就されるのだ。それゆえ、
                       お前の声を
夜昼となく噴水のように上げてほしいのだ。
脳の中で盲目の生命を育む羊や山羊にくらべて
どうして人間がより優れていると言えようぞ、
もしも神を知りながら、祈りの手を挙げ、
自らや友と呼んでくれる人々のために祈らないと
                          すれば?

アルフレッド・テニスンの、アーサー王伝説に取材した叙事詩から。
アヴァロンに向かう王の遺言のなかで、祈ることのない人ならぬ動物として、羊が挙げられています。

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