幼児の学習素材館 「ひらがな練習プリント」

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 幼児の学習素材館
ひらがな練習プリント「動物」
幼児・就学頃の子供のひらがな練習プリントです。
身近な動物・生き物のなまえに触れながら、文字を学習できます。

TAKI様から、幼児用の知育教材サイト「幼児の学習素材館」に、ひつじ率100%のひらがな練習プリントがあるとのこと、お知らせいただきました。ありがとうございます。
完全ひつじプリントです。かわいいですよ。

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トロワイヨン 「市場の帰り」

ひつじ話

「市場の帰り」

 「グラスゴー美術館所蔵 フランス印象派とその流れ」展カタログ 

ひさしぶりに、バルビゾン派を。コンスタン・トロワイヨンの「市場の帰り」です。

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「やんやんマチコ」第2話やん?

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ああっ、いつのまにか、「やんやんマチコ」に第2話が!?
ヴィレッジヴァンガードに行ったとき、知らない「やんやんマチコ」グッズがあるなぁとは思ってたんですが思ってたんですが。

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ブラウニング 「廃墟の恋」

ひつじ話

Love Among the Ruins
Where the quiet-coloured end of evening smiles,
 Miles and miles
On the solitary pastures where our sheep
 Half-asleep
Tinkle homeward through the twilight, stray or
stop
 As they crop―
Was the site once of a city great and gay,
 (So they say)
Of our country’s very capital, its prince
 Ages since
Held his court in, gathered councils, wielding far
 Peace or war.
廃墟の恋
静かな色合いに夕暮が微笑むあたり、
 何マイルにもわたり、
人里離れた牧草地に羊の群れが
 なかば眠たげに
鈴鳴らしつつ、暮れゆく家路をはぐれ、また
                 立ち止まりながら
 草食むところ―
この地こそかつて栄華をきわめた都の跡、
 (言い伝えによれば)
わが国の首都と定められ、王は代々
 ここに宮殿を構え、
会議を召集し、勢威をふるった、
 平時にもまた戦時にも。

19世紀イギリス、ヴィクトリア朝の詩人ロバート・ブラウニングの「廃墟の恋」から、冒頭部分を。
引用書の訳注部分に、「1853―1854年の冬、ローマのカンパーニャ平野に立って、羊の鈴の音を聞きながら、今昔の感に打たれて書いたものだという。」とありました。
同時代の詩人としては、テニスンの「アーサー王の死」をご紹介しています。

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「北斎画鏡」

ひつじ話

「北斎画鏡」より羊

数年前に葛飾北斎「北斎漫画」をご紹介したことがあるのですが、改めてもうひとつ、同じころに描かれた絵手本「北斎画鏡」の羊を。

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広州アジア大会のマスコット

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K&T様から、「広州に行ってきたら、ヒツジのマスコットがあふれていました」とのおたよりをいただきました。ありがとうございます!
広州! あの広州! 伝説の五羊の広州! 別名羊城の広州!
お写真をいただきましたので、下に。

広州アジア大会マスコット
五羊牌アイスクリーム

 K&T様撮影 

伝説の五羊をキャラクター化したと思われるこの羊たちは、来月から開催される広州アジア大会のマスコットで、名前は、アーシャン(阿祥)、アーフー(阿和)、アーリュー(阿如)、アーイー(阿意)、ルー・ヤンヤン(楽羊羊)とのこと。
二枚目の写真は、街じゅうのお菓子屋さんで買える、「五羊牌」というアイスクリーム(1個2元)だそうです。
ちなみに、大会のロゴマークも五羊が使われているようです。

広州アジア大会ロゴマーク

 広州アジア大会ロゴマーク 

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トマス・ナッシュ 「春」

ひつじ話

Spring
The palm and may make country houses gay,
Lambs frisk and play, the shepherds pipe all day.
And we hear aye birds tune this merry lay,
Cukoo, jug-jug, pu-we, to-witta-woo.
シュロのみどり葉と サンザシの花で 農家は華やかになり
仔羊はとびはねて遊び、 羊飼いは、 日がな一日笛を吹き、
小鳥は 陽気な歌をうたうのが 聞こえる
クックー、ジャグ・ジャグ、ピュ・ウィ、トゥ・ウィッタ・ウー!

これまでに、フィリップ・シドニー「アーケイディア」クリストファー・マーロウ「若き羊飼いの恋歌」スペンサーシェイクスピアと、エリザベス朝の詩人たちをご紹介してきましたが、さらに同時代の詩人をもうひとり。トマス・ナッシュ(1567?1601)による「春」の中の一節です。

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なんでこの羊、こんなに激しいの?

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闘牛のように後ろに下がっては、突進を続ける羊。

ありえない場所で宙釣りになってしまった羊などを紹介されていたらばQさんに、今またあらたな羊ネタが加わったとのこと、もりもとさんからタレコミいただきました。らばQさんは大好きなので、定期的に自分でも読みに行ってるのですが、なぜかいつも出遅れます。ありがとうございます。
……羊の頭突きネタも、そういうジャンルとしてひとまとめにするべきかもしれません。
ええと、まず、易経ドールシープビッグホーン雄羊の頭蓋骨「どうぶつ奇想天外!」のルビンくんレチフ「南半球の発見」バタリングラム「Zidane’s Pet 」、などが、(強引ながら)ひつじ頭突き関連です。

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ジューンガル部と康煕帝

ひつじ話

ガルダン軍の捕捉と撃滅という、この大作戦は、完全な失敗に終わったかに見えた。
失望した康煕帝は、めずらしく感情を吐露した、次のような手紙を皇太子に書いた。
(略)
私の居るここには羊の肉よりほかには何もない。(略)
皇太子は内務府の有能な役人一人、男の児一人を出して、駅馬に乗らせて、肥えた鵞鳥、鶏、豚、仔豚を三台の車で上都の牧場まで持って来させよ。
(略)
康煕帝はこのあとに漢文で「真に是れ陰山の背後」と書き加えているが、中国の俗語では「陰山背後」とは幽冥界のことである。
皇帝がこの時、いかに絶望的な気持ちであったかを表している。

ずいぶん以前に、カスティリオーネらが描くところの「準回両部平定得勝図」をご紹介したことがあるのですが、そちらにつけくわえてもう少し。
乾隆帝の戦いの記録であるこの図からさらに半世紀以上をさかのぼった、康煕帝のジューンガル部(準部)親征時に書かれた手紙です。

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キーツ 「エンディミオン」(続き)

ひつじ話

                 yes, in spite of all,
Some shape of beauty moves away the pall
From our dark spirits. Such the sun, the moon,
Trees old, and young, sprouting a shady boon
For simple sheep;
然り、ありとあらゆる不如意にも拘らず
形象(かたち)美しき或るものが 吾らが暗みし精神より
塞ぐ覆いを奪い去る。等しく然様のものだ 日も 月も
無垢な羊に蔭深き恵みを茂らせ展べる
老木も 若やぐ樹々も、同じく然様のもの

先日ご紹介したジョン・キーツ「エンディミオン」がおさめられた対訳本を入手しましたので、あらためて冒頭部分を。よく知られる、「A thing of beauty is a joy for ever: (美しいものはとこしえに歓びである。)」というフレーズに続く数行です。

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猿猴庵 「新卑姑射文庫 三編」

ひつじ話

「新卑姑射文庫」より「糸細工」 「糸細工」(部分)
糸細工
(略)
鳥・けだものゝ形、悉くいろいろの糸細工にして、其側(かたわら)には、四季の草花等を紙細工にて生うつしになしたり。
甚(はなはだ)花麗にして、興ある観(みもの)なりけり。
其趣向は、十二支の形をなしたる故に、「開運十二支甲乙大寄(かいうんじふにしのゑとおほよせ)」と外題す。

 名古屋市博物館 内 出版物 より 『新卑姑射文庫』三編 

花鳥茶屋に続いて、江戸時代の見世物話をもう少し。
「尾張藩士にしてジャーナリスト」(こちらの本を購入した、名古屋市博物館ミュージアムショップの看板から)高力種信(猿猴庵)による、名古屋で興業された見世物の記録「新卑姑射文庫(しんひごやぶんこ)」より。細長い小屋を仕切って、糸細工の動物を展示したもののようです。

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ヴェロネーゼ 「聖カタリナの神秘の結婚」

ひつじ話

「聖カタリナの神秘の結婚」 「聖カタリナの神秘の結婚」(部分)

16世紀イタリア、パオロ・ヴェロネーゼによる「聖カタリナの神秘の結婚」です。左下に、洗礼者ヨハネと子羊が。国立西洋美術館蔵。
これまでにご紹介している同テーマの作品については、こちらで。

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ヒツジの鳴き声まねて安眠妨害

ひつじ事件

ドイツ南部コーブルク(Coburg)で2日、大声で動物の鳴き声を真似た男が、近隣住民の安眠を妨害した容疑で警察に身柄を拘束されるという事件があった。
49歳のこの男は、2日の午後10時45分前後に大きな声で様々な動物の鳴き声を披露。特にヒツジの鳴き声がお気に入りのようで、長い時は1つのパフォーマンスが20分以上も続いた。
現場に駆けつけた警察官が鳴き真似を止めさせようとしたが、男は拒否して鳴き続けようとし、「無分別かつ攻撃的」な態度をとった。このため、警察官らは男を一晩拘束する以外の選択肢はないと判断した。
男の体内からは、高濃度のアルコールが検出されたという。警察は、男が近隣住民の平穏な生活を乱した罪で起訴されるほか、「ひどい二日酔いで、獣のようにのたうちまわる羽目になるだろう」と皮肉った。

ak様から、ドイツの話題をいただきました。ありがとうございます。
トラ箱に入るひつじ(すみません、ちょっと言ってみたかっただけです。というか、そもそもドイツにトラ箱ってあるのかな?)。

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恩田陸 「ロミオとロミオは永遠に」

ひつじ話

イワキは小さく溜息をつき、立ち上がると尻をはたいた。
「ここから出たら、二人で掘りまくって、また世界中の大陸をトンネルで繋げてやろうぜ。でも、今の俺たちのドーバー海峡はここだ。俺は絶対フランスに上陸してみせる。俺たちのDデイは迫ってるぞ」
見ると、もうオワセは眠り込んでいた。イワキは頭を叩く。
「起きろ、オワセっ。眠ったら死ぬぞっ。メーリさんのひつじっ」
ハッとしたオワセが慌てて起き上がる。目をこすりつつ、スコップを握る。
「メーリさんのひつじ、わたれ、わたれ、メーリさんとわたれ、ドーバー海峡」
「メーリさんのひつじ、わたれ、わたれ、メーリさんとわたれ、ドーバー海峡」
些か調子っぱずれな声と共に、再び薄暗がりの中に、つるはしの音が響き始めた。

恩田陸の小説、「ロミオとロミオは永遠に」です。
「バトル・ロワイアル」または「死のロングウォーク」的設定プラス、「大脱走」的ストーリー。プラス、前世紀サブカルチャーへの愛、という濃度の高い一冊ですが、引用は、大脱走を企む学生たちのうちの二人、トンネル掘削担当のイワキとオワセの会話。
ひんぱんに睡眠発作を起こすやっかいな病を抱えたオワセの、一番の眠気対策は、なぜか「メリーさんの羊」を歌うこと。イワキがまた、一匹狼キャラなのにつきあいが良いんですよ。

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