追悼 奈良岡正夫・古川武治展
平成17年4月9日?5月22日
平成16年、弘前市名誉市民の奈良岡正夫・古川武治両氏が相次いで逝去されました。
奈良岡正夫氏は、明治36年生まれ。独学で絵を学び、戦前は各種公募展で入賞を重ねましたが、戦後は一貫して日展を発表の場とし、昭和54年には青森県出身の洋画家として初めて日展参与に就任しました。氏は、山羊の画家として知られていますが、郷土の風景やねぷたまつりを題材とした作品も多くあります。百歳を越える長寿をひたすら絵の道に精進し、亡くなられる2日前まで絵筆を握っていました。
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