ペットも韓流? 幕張メッセに200匹集合
珍しい犬や猫、小動物たちを一堂に集めた博覧会「Pet博2005」(主催、同実行委員会)が千葉市美浜区の幕張メッセで開かれている。ゴールデンウイーク中の開催とあって、多くの家族連れや、自慢のペットを連れた人々が集まり、可愛い動物たちに顔をほころばせていた。5月5日まで。
この催しは、動物好きの人たちの交流を図り、ペット文化の振興を図ろうというもの。世界各国で生まれた犬や猫のほか、小鳥やうさぎなど約200匹以上を展示している。会場の「ドッグコーナー」では、韓国南西に位置する珍島(チンド)が原産とされている韓国の天然記念物「珍島犬」に人が集まり、韓流ブームを反映していた。白い毛が特色のホワイトシェパードは「珍しい、初めて見た」とカメラを向けていた。「キャットコーナー」ではエレガントな体形で希少種のヨーロピアンバーミーズ、短い足が可愛いマンチカンが女性の人気を奪っていた。その他、人気のハムスターをはじめとする小動物や鳥、ポニーやミニブタなどのファームアニマル、珍しいは虫類も展示されている。
来場者が飼っている犬たちによる運動会や、ペットタレントオーディションなど各種イベントもある。犬や猫はもちろん、うさぎやひつじ、ミニブタなどと動物たちと触れ合うことができる「ふれあいコーナー」では、たくさんの子供たちが声を上げて楽しんでいた。
また働く犬たちとしてNPO「日本救助犬協会」のブースでは、台湾の大地震や新潟中越地震にも出動した救助犬たちが参加して募金活動に行っているほか、救助犬の活動や病院や高齢者施設などを訪問する活動をパネルなどで紹介している。
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