刈って→セーター 6時間余
君津市の手芸グループ「羊工房masako」(山頭まさ子代表)の三チーム二十四人が二十一日、同市久保二の市中央公民館で、羊から毛を刈り取りセーターを編み上げるまでの時間を競う「国際ウールチャレンジ大会」に挑戦した。
三チームは午前九時のカウントダウンに合わせ、マザー牧場(富津市)から借りた羊を一斉にはさみで刈り始め、羊毛をすぐ紡績機にかけては編んでいく作業を繰り返した結果、一チームが六時間九分二十四秒で完成させてこれまでの羊工房の記録を更新した。
この大会は英スコットランドに起源を持ち、現在は豪州の羊毛関連団体「インターナショナル・バックトゥバック・ウールチャレンジ」が毎年主催している。毛を刈る役が一人、紡いで編む役が七人と羊一頭で一チームという同じ条件で六月中旬までに挑戦し、記録を主催団体に送付。各国から寄せられた記録をもとに、順位が決まる。
今回はカナダなどから少なくとも十一チームが参加したが、日本からは羊工房の三チームのほかに参加はないという。
編み終えた山頭さんは「紡ぎ手と編み手の早さのバランスがよかった。時間短縮はチームの努力のおかげだと思う」と話した。
ひつじもチームの一員らしいです。
世界記録出したら名前が残ったりするんでしょうか。
最近のコメント