ヒツジも夏の装い 井川牧場 毛を刈られ健康診断も
静岡市葵区井川の市営井川牧場で5日、ヒツジの毛刈りと健康診断が行われた。
同牧場を運営しているリバウェル井川運営組合(杉山光一組合長)が、ヒツジ飼育を始めた平成4年から毎年この時期に行っている行事。組合員や市職員、市民ら40人ほどが集まり、ヒツジの「衣替え」をした。
毛を刈られたのは、黒毛のサホーク種と白毛のコルゲール種の22頭。2人1組になった参加者は、嫌がって動くヒツジを押さえながらバリカンを手に次々と毛を刈り取っていった。
薄着になったヒツジたちは、獣医が寄生虫予防の注射を打ち、草原に放した。2時間半の作業で集めた約100キロの羊毛は、会場に集まった人々に無料で配られた。
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