治療費自腹・卵販売で補てん… 学校、動物の世話に苦心
えさ代やけがの治療費を教職員らで負担したり、連休中のえさやり当番に頭を悩ましたり……。小中学校で飼われているウサギや鳥などの動物について、大阪府教委が飼育実態を調べたところ、多くの学校で予算や人繰りに苦労している実態が浮かんだ。週5日制や月曜祝日で連休が増えたことを背景に、「休み前に多めにえさや水をやっておく」という学校も目立ち、府教委も「好ましいことではない」と困惑気味だ。
各市町村教委(大阪市を除く)を通じて8月末に集計した結果、公立小の約9割に当たる658校、公立中は8校で動物を飼っていた。人気のトップはウサギで494校、2位はニワトリで286校。インコ、アヒルなどの鳥やモルモット、ハムスターなどの小動物、爬虫類(はちゅうるい)のほか、ヒツジと犬も1校ずつあった。
えさ代は各市町村とも、学校やPTAの予算で賄っている。
学校を砂漠化させる大きな要因となり社会問題化しております。
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