羊に触れ「食」学ぶ 江部乙小児童が牧場体験 滝川

餌をやるなど羊と触れ合う児童たち
家畜と触れ合い、食物の大切さを学ぼう?と、牧場体験交流会が十八日、丸加高原伝習館などで開かれ、江部乙小五年生三十四人が参加し、畜産について理解を深めた。
 道酪農畜産協会が子どもたちに食を支える人々に感謝の心を持ってもらおうと、今年初めて企画し、今月三日に行った網走管内佐呂間町に続き二カ所目。
 江部乙東一三の武田勤さんが経営する牧場で肉牛について説明を聞いた後、羊が草をはむ丸加高原へ。児童が羊に餌をやろうと近づくと、羊がさくから脱走するハプニングも。
 復習クイズでは同協会の大上幸代さんがパネルを使いながら「人間が食べるために生きものを処分しているのだから、もっと食べ物を大切にしよう」と話し、児童たちも真剣に聞き入っていた。


PAGE TOP