ドナテッロの「ダヴィデ」
「しもべは父の羊を飼っていたのですが、しし、あるいはくまがきて、群れの子羊を取った時、わたしはそのあとを追って、これを撃ち、子羊をその口から救いだしました。」 (中略) ダビデは、いくさ衣の上に、つるぎを帯びて行こうとしたが、できなかった。それに慣れていなかったからである。そこでダビデはサウルに言った、「わたしはこれらのものを着けていくことはできません。慣れていないからです」。ダビデはそれらを脱ぎすて、手につえをとり、谷間からなめらかな石五個を選びとって自分の持っている羊飼の袋に入れ、手に石投げを執って、あのペリシテびとに近づいた。旧約聖書サムエル記上第17章
フィレンツェはバルジェッロ美術館にある、ドナテッロのダヴィデ像です。たぶん、世界一有名で最強の羊飼いだと思うんですが、どうでしょう。
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