5000年前の羊飼い?
そこでヒツジ飼い説である。彼は「六月に家畜を山に追い立て、九月に故郷に戻って来る」という生活を送っていたのだろうか? (中略)
・ 携帯品から判断すると、定期的な食料供給がなくても何ヶ月も生き抜くことができた。
・ 弓矢を使って肉を得ることもできた。
・ 弓と斧を使えば、獣や敵部族に対して防御ができた。
・ 行動範囲は、下は谷間から上は森林限界線まで及んでいた。
・ 衣服は高地の天候状況に適していた。
・ そして何よりも死亡地点が、家畜の群れを連れてアルプス以北へ向かうルート沿いの場所だった。
1991年にアルプス山中で見つかった紀元前3300年頃のミイラを調査した考古学者コンラート・シュビンドラーの手記。シュピンドラーは著書の中で、ミイラがアルプスの南北を移動しながら羊たちを放牧する羊飼いであった可能性を有力視していました。そうだと良いなぁ。
ウィキペディアに詳細がありましたので、こちらに。 → ウィキペディア「アイスマン」
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