坪内逍遙は羊が好き
本部キャンパスにある演劇博物館の企画展で、坪内逍遙の「小羊のコレクション」を見た。金属や陶磁器の小さな羊のコレクション。親指ぐらいのごく小さい羊から手のひらサイズのものまで、そう、五十個ぐらいはあっただろうか。
「なんで羊なの?」
最初は気づかなかったが、しばらくして思い当たった。「小羊」は「しょうよう」。語呂合わせなのだ。逍遙がふいと身近な人になった。逍遙はしゃれっ気のある人なのだ。
早稲田と羊は非常に深い関係にあります。旧図書館、現在の2号館にある石羊はイギリスのゴルドン夫人から寄贈された「蔵書」で、ゴルドン文庫の一部として図書番号もあるそうです。また、文学部の創設者・坪内逍遙は「小羊(しょうよう)」とも号するほど羊をこよなく愛し、羊の置物や文鎮などを数多く所有していました。演劇博物館の逍遙記念室の天井にも、羊が彫りこまれています。
学年末の忙しいシーズン、学内の羊たちに目をとめて一息つくのも良いのでは?
小羊=しょうよう!
逍遙の干支は未だとのこと。
貴賓室の天井に羊を入れてみたり(上記右上の画像)、コレクションをしたりと、しゃれっ気というよりは羊まにあですね。
100年昔にも仲間がいました。
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