牧場の春うらら 小岩井・羊を放牧
雫石町の小岩井農場まきば園は21日、冬期間羊舎で過ごした羊の放牧を行い、羊たちは5カ月ぶりに広い牧草地を走り回った。
放牧されたのは生後1カ月から7歳までの約250匹。園内の羊舎から放牧地まで約700メートルを群れをなして移動。羊担当の2人と牧羊犬2匹が群れの先頭と最後尾で、羊がはぐれないよう統率した。
生まれて間もない子羊たちにとっては、初めての草原。最初は戸惑いながらも、母親の背中を気持ち良さそうに追い掛けていた。
羊担当の山本志郎さん(30)は「今年は元気な子羊が多く、順調に育ってほしい」と見守っていた。
同園は22日から本格オープン。5月には牛の乳搾りや宮沢賢治生誕110周年記念ウオーキング、夏にはまきばのホタルまつりや七夕の星ウオッチングなどを行う。
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