園児ら子ヤギとスキンシップ ふれあい広場で放牧

 行楽シーズンを控えた25日、府畜産技術センター碇高原牧場(京都府京丹後市丹後町碇)のふれあい広場で子ヤギなど観光用家畜が放牧された。招かれた地元保育園児らが、早速、小動物とのスキンシップを楽しんだ。
 放牧されたのは、観賞用に飼育しているヤギ、綿羊、ミニチュアホースの3種、計38頭。
 町内の上宇川保育所と下宇川保育所の年長組園児23人が、動物を飼育舎から誘導。若草の広場で子どもたちは、草を食べる今春生まれたばかりの赤ちゃんヤギに手をふれたり、走るミニチュアホースを追いかけて、はしゃぎ回った。
 ふれあい広場は、年間約5万人の観光客が訪れる牧場の目玉スポットで、1992年に開設。毎年ゴールデンウイーク前に放牧し、11月下旬まで続く。

めん羊
・サフォーク種
イギリス原産の肉用種です。雌雄とも無角で、被毛の色は濃いベージュで頭部と四肢に羊毛が無く、黒色の粗毛で覆われているのが特徴で、産毛量は少なく、3Kg程度です。
・コリデール種
ニュージーランドの原産ですが、我が国の気候風土に適した毛肉兼用種です。雌雄とも無角で、被毛の色はベージュです。毛は長く、温順で、粗飼料をよく利用します。


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