ようこそ、羊さま。 (好大一対羊)
雲南省のとある村。寒冷地で作物を栽培するのも困難な劣悪な自然環境の中、ターシャンとその妻は細々と暮らしていた。県の役人が視察にやってきて村の貧しさに驚き、夫妻に外国産の羊二頭を送る。テストケースとしてこの二頭を無事に育てて増やし、果ては村の生活を楽にしようという考えだった。面子の為にも、失敗する訳にはいかない。ターシャン夫妻は、羊が風邪を引かないように家の中に柵を作り、部屋の雰囲気を明るくするために赤の紙を壁に貼り、身体にいい食物を食べさせたり、あれこれと気を遣う。しかし、人間でも暮らすには大変な土地。二頭の羊は痩せ細っていくばかりだった…。
“中国映画の全貌2006”8月19日(土)?9月10日(日)、三百人劇場にて開催
公開がはじまるころにとりあげよう、と思っていてすっかり忘れていました。それにしても、赤い部屋で元気になるんでしょうかヒツジは。
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