「ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝」のリュトン

銀製羊頭付きリュトン
銀製羊頭付きリュトン  silver rhyton with three sheep heads
前1千年紀前半     ルリスタン州キャルマーキャッラ出土
銀     長・・・23.0  経・・・13.0
リュトンの底部に動物の頭部が用いられることはしばしばあり、最も多いのはライオン頭部である。本作品のように3つの頭部が表されるのは珍しい。キャルマーキャッラ洞窟遺跡では多くの優れた金属製品が発見された。

 「ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝」展図録 

愛知県美術館で12月10日(日)まで開催されている、「ペルシャ文明展  煌めく7000年の至宝」に行ってきました。土器の羊頭リュトンと、金の羊頭リュトンと、銀の羊頭リュトンがありました。リュトンは一度ご紹介したことがありますが、こんなにバラエティにとんでいるのですね。あと、水差しとおぼしき、愛らしい羊型の土器もありました。
こちらの展覧会は、愛知県美術館のあと、2007年 2月 6日 – 3月25日 北海道立近代美術館、 4月 13日 – 6月17日 福岡市博物館、7月 11日 – 9月17日 大阪歴史博物館、に巡回するようです。お近くならばぜひぜひ。

ひつじ話

Posted by


PAGE TOP