九十九頭の羊と一人のシャンパーニュ人

「九十九頭の羊と一人のシャンパーニュ人で百頭になる」
シャンパーニュの領主チボー伯爵が金の必要に迫られて、百頭以上の羊に税金をかけることにした。
そこでシャンパーニュ人はみんな九十九頭までしか羊を飼わないようになって、領主の鼻をあかしてやったと喜んだ。
だが、チボー伯は羊飼を一頭にかぞえて九十九頭に加え、百頭として税金を課した。

虚々実々のかけひきを意味する、フランスのことわざです。虚々実々というか・・・。

ひつじ話

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