故宮博物院の玉瑞獣

玉瑞獣
玉瑞獣(ぎょくずいじゅう) 〔宋〕
(右) 長5.5、 (中) 長7.2、 (左) 長4.8? 台北
褐色の混じる白玉と青玉。足を曲げてうずくまった三体の瑞獣を丸彫りで別々につくったもので、二体は大きな角をもった牡羊、もう一体は角のない牝羊のようである。
清代に岩状の台座をつくったときに、この三点をセットにしたが、玉質は少しちがっている。
「羊」は「祥」に通じ、「三」は天地人の道が備わる聖数と考えられたため、「三羊」は漢代以来、めでたい言葉として大いに好まれた。

台北の故宮博物院にある羊の玉器です。

ひつじ話

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