過越しの子羊

紋章芸術においては、子羊は「過越しの子羊」の姿で現れる。
子羊は右足(しばしば誤って左足)で、やや斜めに傾いた十字架の柄の端を跨いでいる。そこから赤い十字紋様のある銀色の銘句帯が掛けられている。銀色は「過越しの子羊」の定色である。
また多くの場合、子羊は首を後ろに振り向けた姿で描かれる。

「キリストの紋章」でご紹介した子羊のポーズについて、「動物シンボル事典」の「こひつじ」の項をひいてみました。デューラーの版画をご紹介したこともありますね。類例が多そうなので、追々探してこようと思います。

ひつじ話

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