ミレー 「牧養場の羊の群れ」

ミレー 「牧養場の羊の群れ」
ゴッホは手紙のなかで、moutonner(白波が立つ、泡立つ)という言葉を用い、文字どおり羊の群れを描く難しさについて述べている。
ミレーはそれを可能にした画家だ。よほど羊(mouton)の習性を、光の技法を知っていなければ描けない絵の一つだろう。

ジャン=フランソワ・ミレーの「牧養場の羊の群れ」です。月明かりに映える羊の背中。オルセー美術館蔵です。
なお、フィンセント・ファン・ゴッホとミレーの関わりについては、「羊の番をする女」「羊の毛を刈る人」をご紹介しています。

ひつじ話

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