金製羊頭形リュトン

金製羊頭形リュトン
口縁にはパルメット文とロータス文が交互に配されている。
羊頭部は渦巻き状に表現される角、後ろに大きく伸びる耳など、器形にあわせて形式化されている。
動物前躯で先端を装飾するリュトンは、アケメネス朝に多く見られるが、その先駆とも考えられる。

 「ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝」展図録 

前7世紀後期、古代イランのリュトンです。長31.5?、径18.5?とのことですから、わりと大振りの杯ですね。
リュトンは、銀製のものと、陶器のものをご紹介しています。

ひつじ話

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