「奇怪動物百科」
小人族(ピュグマエイ)
彼らはすでに最古の古典、ホメロスの『イーリアス』で言及されている。
(略)
アリストテレスによると、(略)背丈にあった山羊や子羊に乗って鳥たちとの戦闘に出かける。
(略)
プリニウスも小人族については何度か語っているが、とくに次の一節―「(略)毎年、春になると、彼らは山羊に乗り、矢をたずさえ、大集団をなして海岸へ行き、鶴の卵や雛を殺すということだ。
羊毛めんどり
ジョン・マンデヴィル卿は「世界で最上の王国であるマンジ(中国の揚子江の南部地方)で、白いめんどりを見たが、それには羽根がなく、かわりに羊のような毛をつけていた」という。
ジョン アシュトン「奇怪動物百科」より、「小人族(ピュグマエイ)」と「羊毛めんどり」を。
小人族のお話は、オラウス・マグヌス「北方民族文化誌」で、一度ご紹介しています。
マンデヴィルについては、植物羊関係でなんどかお話しているのですが、ほかにもこんなことが書かれていたのですね。
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