仰向けに転がって命を落とす羊
羊は仰向けに転がって命を落とすことがある。
この行動は伸びた毛を刈るまえの初夏、ただならぬ数のノミにたかられてかゆみに苦しんでいるときのものだ。
羊は背中を掻くために地面に転がるが、羊毛の重さで、立ち上がれなくなる。
その状態で動けなくなると、ふたつの理由のいずれかで命を落とす。
ひとつはカササギやカモメに襲われて目玉をえぐられるというもの。
もうひとつは体内で発生したガスが羊の胃を熱気球のように膨張させるというものだ。
動物雑学集「なぜ、パンダは逆立ちするのか? 」より。
想像するだけで、頭を抱えて転げ回りたくなるわけですが。
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