ラファエッロの聖書

「ノアの燔祭」 「ヤコブとラケルの出会い」

バチカン美術館ラファエッロのロッジアにある天井画のシリーズ、「ラファエッロの聖書」から、「ノアの燔祭」及び「ヤコブとラケルの出会い」です。
ノアの燔祭については、同じくバチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂のミケランジェロをご紹介しています。
ヤコブとラケルについては、ジェイコブ種の名前の由来とか、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」のお話なんかはしてるんですが、ラケルとの出会いというのはその少し前の場面なのですよ。下に旧約聖書の該当場面を引用しておきます。

ヤコブはその旅を続けて東の民の地へ行った。見ると野に一つの井戸があって、そのかたわらに羊の三つの群れが伏していた。
(略)
ヤコブがなお彼らと語っている時に、ラケルは父の羊と一緒にきた。彼女は羊を飼っていたからである。
ヤコブは母の兄ラバンの娘ラケルと母の兄ラバンの羊とを見た。そしてヤコブは進み寄って井戸の口から石をころがし、母の兄ラバンの羊に水を飲ませた。

旧約聖書 創世記第29章

ひつじ話

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