古代エジプトのカルトナージュ棺
牡羊が描かれたカルトナージュ棺(部分)
化粧漆喰布 描画、多彩色 高23 幅16
第3中間期、前1069―664年頃「ルーブル美術館所蔵古代エジプト展」カタログ
古代エジプトにおける「カルトナージュ棺」とは、布に化粧漆喰を塗ったギプス状の人型をミイラにかぶせたもののこと。こまやかで美しい装飾がほどこされていますが、こちらはその断片らしいです。
古代エジプトの牡羊イメージについては、ネフェルタリ王妃墓の壁画、クヌム神、「複合神」という方法の話や、ヘロドトスの「歴史」などをご紹介しています。
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