デューラー 「テオクリトスの『牧歌』のための扉絵細密画」
1495―96年、有名なヴェネツィアの出版社アルドゥス・マヌティウスのもとで刊行されたテオクリトスのギリシャ語版『牧歌』の第1ページを、デューラーは友人のヴィリバルト・ピルクハイマーとその夫人クレスツェンティアのために、グヮッシュと金のハイライトを用いる周縁細密画をもって飾った。
デューラーが描いたのは、書物の内容に相応しい牧歌的な羊飼いの生活である。
あけましておめでとうございます。今年も「ひつじnews」をよろしくお願い申し上げます。
さて、先日の「多くの動物のいる聖母子」に続いて、デューラーです。個人の蔵書のための装飾ですね。
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