中世ヨーロッパの窓ガラス
中世のプラスチック
中世には、動物の角が現代のプラスチックのように使われた。
安くて加工しやすかったからだ。
角を窓ガラスの代わりにするには、まず角を3か月間水につけて柔らかくし、平らに伸ばして薄くはがし、さらに光が透けて見えるようになるまで磨いた。
楽器や武器から眼鏡や歯磨き粉(しかも容器は羊の角!)まで、中世ヨーロッパの生活が一望できる、「ビジュアル百科」シリーズ「中世ヨーロッパ入門 」より。
当時のガラスは大変な貴重品でしたから、代替物があっただろうとは想像がつくのですが、それが羊の角だったとは。
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