ドレによる「ラ・フォンテーヌ寓話」挿画
用心に用心を重ねて、少しずつ、少しずつ、
羊の群れに近づいていったオオカミだが、
そのうち、羊飼いに化けたオオカミを見た子羊が、
うれしそうに近寄ってきたのを見るにいたって、
これはいけるぞと、いよいよ意を強くした。
ギュスターヴ・ドレの挿画をふんだんに使用した、谷口江里也による「ラ・フォンテーヌの寓話」の翻案より、以前ご紹介した「羊飼になったオオカミ」のお話を。
ラ・フォンテーヌは、他に、「ワシのまねをしようとしたカラス」、「ブタとヤギとヒツジ」、「オオカミたちとヒツジたち」をご紹介しています。
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