セバスティアン・エレーラ・バルヌエボ 「幼年時代のカルロス2世の肖像」
カルロス2世(1661―1700)は1665年にスペイン国王に即位した。
フェリーペ4世とマリアナ・アウストリアの息子で、彼が成人するまでは母マリアナが摂政を務めた。
幼い国王は金羊毛徽章をつけ、ハプスブルク家の紋章に描かれている獅子と鷲に囲まれている。「エルミタージュ美術館展 16―19世紀スペイン絵画」カタログ
「フェリペ4世の肖像」に続いて、宮廷画家セバスティアン・エレーラ・バルヌエボによって描かれた、その息子にしてスペイン・ハプスブルク最後の国王カルロス2世の肖像を。
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