東山動植物園のドールシープ
行楽シーズンになりました。暑くもなく寒くもなく、日差しは柔らかく雨も降らず、こんな日は動物園に行くしかありません。
というわけで、名古屋市の東山動植物園に行ってまいりました。
今回の目的は、これです。
野生ヒツジの一種。
アラスカの高地に小さな群れをつくって生活していて、急な崖や岩山を駆けることが得意。
オスの角はメスよりも太くて立派で1mを越すものもある。
繁殖期のオス同士は角を突き合う「ホーニング」をする。ドールシープ舎前解説板より
北アメリカの山岳地帯に棲む野生ヒツジです。ビッグホーンのお話なら時々しているのですが、ドールシープは比べるとかなり小型のようですね。
日本では、現在、この東山動植物園にすむ1998年生まれのラン丸くんだけが唯一の個体とのことで、
一頭のためにはずいぶん立派に見えるドールシープ舎の前でしばらくじっとしていたのですが、なんの気配もせず、なぜか人通りも少なく、心細くなってきたころ、
そっと出てきてくれました。やっぱりもう良いトシだし、表に出るのもおっくうなんでしょうか。
せっかくなので、もう一枚。
さらにせっかくなので、こども動物園(ふれあい広場)にいる普通のヒツジにも会っていきましょう。
東山動植物園では、このほか、植物園の温室でタカワラビを見ることができます。ご縁がありましたら、ぜひ。
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