ターナー 「ヴァレ・クルージス修道院、デンビシャー」
この情景は、長く影を引く真夏の夕方という設定である。
前景では実った麦を刈り入れている畑の中に迷い込んだのか羊の群が駆り集められている。
この迷った羊を群にもどそうとする羊飼いの動作は宗教的な象徴として示れているようだ。「マンチェスター市美術館所蔵 ターナー展」カタログ
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーによる「ヴァレ・クルージス修道院、デンビシャー」。銅版画集「イングランドとウェールズの名所」シリーズのために描かれた水彩画です。
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