セーヴル磁器のカップとソーサー

カップ&ソーサー カップ&ソーサー(部分)
1756年にヴァンセンヌ工房がセーヴルに移転し王立磁器製作所になると、揃いのティー・セットなどの生産を拡大するようになり、色彩と装飾は次第に宝石のようにあでやかになっていった。
金彩の窓枠の中に描かれた異国の鳥や花、波止場風景や、画家フランソワ・ブーシェ(1703年―70年)に着想を得た田園風景は最も人気のある図柄であった。
エティエンヌ=ジャン・シャブリはセーヴル工房におけるこの様式の絵付師の第一人者で、ブーシェから発想を得た図柄を専門とした。

 「紅茶とヨーロッパ陶磁の流れ」展カタログ 

ブーシェ様式による、セーブル磁器のカップとソーサーです。

ひつじ話

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