羊の字の字源
犠牲を宗廟に進める意味から羞の字が生まれる。
(略)
丑すなわち物を手にとって進める象形文字と、羊の字との形声会意文字が羞の字であって、字音は「シュウ」、字義は羊を宗廟に進め、供え祭るのを本義とし、転じて供物や料理の意となり、さらに転じて、供物を進め足りないのを恥じる意からはじる意味となった。
先日「ひつじの語の語源」をご紹介した『十二支攷』から、ひきつづいて、「羊の字の字源のはなし」を。
羊の字が関係する漢字については、これまでに「三国志演義」や羊神判のお話をしたことがありますが、こちらでは、「羞」についてを。
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