カウナケス姿の女性坐像

女性坐像
前2600年?前2350年頃
マリ(テル・ハリーリー)イシュタール神殿址出土
アラバスター/高さ:34.4? 玉座:14.0×10.2×13.5?
ダマスカス博物館
マリのイシュタール神殿より出土した女性石像であるが、彫刻のほどこされた玉座と思われる椅子に腰掛けている。
頭にはいわゆるポロス形の頭飾りを被り、その上から肩にかけて長いショールをまとっている。
このショールと下半身にまとったローブはたくさんの房飾りのついたカウナケスと呼ばれる素材でつくられている。

 「古代シリア文明展」カタログ 

ルーヴル美術館のエビフ・イルの像をご紹介したことのある、羊似の衣装カウナケスを着た人物の像をもうひとつ。

ひつじ話

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