古代イランの牡羊像の皿
イランまたはコーカサス地方出土
銀製鍍金 径26.5センチ
牡羊は、ゾロアスター教では戦勝の神ウルスラグナの化身とみなされ、牡羊は人間にとって善なるもの、即ち富、幸運など、いわゆる吉祥(フクルナフ、フウァルナー)を運んでくるものとして珍重され、イラン系民族の間では装飾文として多用された。「アレクサンドロス大王と東西文明の交流展」カタログ
前3?前2世紀のアルサケス朝時代の皿です。ただし、中央の牡羊は、ササン朝になってから付加されたものとのこと。エルミタージュ美術館蔵。
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