「シレジウス瞑想詩集」
第一章 152 あなた自身が神の仔羊でなければならない。
キリスト者よ、あなた自身が神の仔羊にならねば、神が仔羊であることは何の役にも立たなくなってしまう。
第二章 95 仔羊にしてしかもライオン。
あらゆることを避け、あらゆることに立派に耐えている人は、その本質においては、仔羊であってしかもライオンであるにちがいない。
第三章 9 羊飼いたちに。
よき人々よ、あなたが馬小屋に入って神の子を見たとき、震える舌でいったい何を歌ったのか、神が子供になったのを見たのか、答えてくれ。幼児イエスが羊飼いの歌でもって、わたしからも讃美されますように。
第五章 164 神は仔羊だけを受け入れる。
神はすべての者が神の子になることを望んでいる。だがそれにもかかわらず、神に受け入れられるのは仔羊たちだけだ。
17世紀のキリスト教詩人、アンゲルス・シレジウスの「瞑想詩集」より、羊の出てくるいくつかを。
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