サミュエル・パーマー 「眠る羊飼い」
パーマーはウェルギリウス作『牧歌』の新版(1821年刊行)にウィリアム・ブレイクが寄せた一連の木版画について、「濃密な詩情の精妙な調子を見事に表した」ものと評したが、稠密で暗い細密表現の影響はパーマー自身の描いた田園風景、たとえばこの《眠る羊飼い》にも認めることができる。
「マンチェスター大学ウィットワース美術館所蔵 巨匠たちの英国水彩画展」カタログ
19世紀英国のサミュエル・パーマーによる「眠る羊飼い」を。
パーマーは、ウィリアム・ブレイクに強い影響を受けています。これまでご紹介したブレイクは、こちらに。ウェルギリウス『牧歌』については、こちらで触れたことがあります。
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