ルーベンス 「虹のある風景」
ピーテル・パウル・ルーベンスのエルミタージュ美術館所蔵「虹のある風景」が、現在、日本を巡回中です!
会期 2012年7月28日(土)?9月30日(日)
開館時間 午前9時30分?午後5時、金曜日は午後8時まで。(入場は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし9月17日(月・祝)開館、9月18日(火)休館)
特別開館 8月13日(月)、9月24日(月)
10月10日(水)?12月6日(木)
午前9時から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
*10月26日(金)?10月28日(日)は午後8時まで開館(入場は午後7時30分まで)
休館日 月曜日
お近くならば、ぜひぜひ。
展覧会カタログには、オウィディウス『変身物語』における「黄金時代」のイメージを描いたものであるとの解説がありましたので、相当すると思われる部分の引用を下に。
常春の季節がつづくのだった。
そよと吹く西風が、なまあたたかいその息吹で、種もなしに自生した花々を愛撫していた。
やがて、大地は、耕されもしないのに、穀物をさえもたらすのであった。
田畑は、掘り返されないでも、豊かな穂先で白く光っていた。
乳の河が流れるかとおもえば、甘露(ネクタル)の流れが走り、青々したひいらぎからは、黄金色の蜜がしたたっていた。
なお、これまでにご紹介しているルーベンスについては、こちらで。
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