エドウィン・ランシア 「老羊飼いの喪主」

「老羊飼いの喪主」
有名な《老羊飼いの喪主》(1837年)もスコットランド高地の風俗に取材した作品である。
老いた羊飼いが孤独のうちに亡くなる。
わずかな知り合いたちは、遺骸を棺に収め手短な儀式を挙げるが、すでに皆家に帰ってしまったので、いまや一番の親友だったシェパード以外に誰一人、後を見守る者もいない。

先日、「家畜市場での別れ」をご紹介したエドウィン・ランシアの代表作、「老羊飼いの喪主」を。画面に羊はいないのですが、まぁ。
引用の『ヴィクトリア朝万華鏡』では、ランシアについて、「女王陛下の動物画家」とのタイトルで一章がさかれています。

ひつじ話

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