ロバート・バーンズ 「哀れなメイリーのエレジー」

町の中、メイリーはどこでも詩人のそばに従い、
半マイルの遠方からでも、彼を見つけることができた。
彼を見つけると、彼女はやさしくメーと鳴き声をあげて、
     大急ぎで走ってきた。
詩人の近くには、これほど忠実な友人はいなかった、
     死んだメイリーほとには。
(略)
メイリーは、毛が固く絡み合い、尻のあたりが毛むくじゃらの
田舎育ちの羊の子孫ではなかった。
彼女の先祖は船で運ばれてきたのだから、
     トウィード川のずっと向こうから。
もっと美しい羊毛がハサミで刈られたことはなかった
     死んだメイリーのものよりも。

18世紀のスコットランド詩人、ロバート・バーンズの「哀れなメイリーのエレジー」から抜粋を。

ひつじ話

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