歌川国芳 「艶姿十六女仙 初平」

「艶姿十六女仙 初平」
「艶姿十六女仙 初平」(部分)
右上の「コマ絵」、つまり小さな枠の中の絵は、中国の仙人、黄初平
白い石を数万頭の羊に変えたというエピソードの持ち主である。
それとは縁もゆかりもない江戸時代の女性の姿を重ね合わせるという、浮世絵にはよくある趣向だが、黄初平の意のままになる羊と、わが道をゆく猫が対照的である。

ネコ好きで知られる浮世絵師歌川国芳の連作「艶姿十六女仙」のうち、「初平」です。
これまでにご紹介したことのある国芳関連の記事はこちらで、
また、黄初平関連はこちらで、ぜひ。

ひつじ話

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