エドワード・ヒックス 「平和な王国」
「狼は子羊と共に宿り、豹は子山羊と共に伏す。子牛は若いライオンと共に育ち、小さい子供がそれらを導く。牛も馬も共に草を食み、その子らは共に伏し、ライオンも牛もひとしく干し草を食らう。乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ、幼子はマムシの巣に手を入れる」(イザヤ書)。
(略)
彼はクエーカー教の説教師として知られた存在となったが、一方で1820年代から40年代の晩年にいたるまで、上記のイザヤ書にもとづく「平和な王国」を繰り返し描き続け、その多くは友人たちに贈られたものだった。
19世紀アメリカ、エドワード・ヒックスの「平和な王国」のうち、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー収蔵バージョンです。
ヒックスは、「コーネル農場」と「ノアの箱舟」をご紹介しています。
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