彦根の和風礼拝堂 「スミス記念堂」
昭和6年、日本聖公会彦根聖愛教会の牧師で彦根高商の英語教師でもあったパーシー・アルメリン・スミス氏が両親を記念し、大工宮川庄助氏と協力して城町の堀端に建設しました。
外観は寺社建築を模しながら、梁や扉には葡萄や十字といったキリスト教の文様が刻まれた独特の和風教会堂として貴重な建築です。
1996年の道路拡幅工事で解体後、市民や滋賀大関係者たちでつくるスミス会議が建物を譲り受け、この度、平成19年3月25日に竣工式が行われました。
神社仏閣の装飾彫刻には、多くの動物や幻想動物がひそんでいます。
これまでにも、大阪天満宮の方位盤や松島は五大堂の蟇股などをご紹介しているのですが、羊がもっと大きく取り扱われることはないかと思っていたら、それかと思われるものがありました。
彦根の和風教会堂「スミス記念堂」のなかにある祭壇彫刻です。羊ですね、これ。教会ですし。
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