キーツ 「エンディミオン」(続き)

                 yes, in spite of all,
Some shape of beauty moves away the pall
From our dark spirits. Such the sun, the moon,
Trees old, and young, sprouting a shady boon
For simple sheep;
然り、ありとあらゆる不如意にも拘らず
形象(かたち)美しき或るものが 吾らが暗みし精神より
塞ぐ覆いを奪い去る。等しく然様のものだ 日も 月も
無垢な羊に蔭深き恵みを茂らせ展べる
老木も 若やぐ樹々も、同じく然様のもの

先日ご紹介したジョン・キーツ「エンディミオン」がおさめられた対訳本を入手しましたので、あらためて冒頭部分を。よく知られる、「A thing of beauty is a joy for ever: (美しいものはとこしえに歓びである。)」というフレーズに続く数行です。

ひつじ話

Posted by


PAGE TOP