トロワイヨン 「羊と羊飼いのいる風景」

「羊と羊飼いのいる風景」 「羊と羊飼いのいる風景」(部分)
羊の群(他の作品では牛の群であったりもする)は画家の最も気に入りのモティーフの一つだが、この作品では荷籠を運ぶロバに乗った農夫に伴われ、道をやって来る様が描かれている。
こうした図柄を設定することで、トロワイヨンは、太陽の位置や雲の種類等によって異なる光の効果を、色々実験することができた。
この作品では、今、雲が頭上を覆っているために、農夫とロバは影の中におり、羊の何頭かが明るい陽光に照らされている。

 「モネ、ルノアールと印象派の風景」展カタログ 

バルビゾン派を。コンスタン・トロワイヨンの「羊と羊飼いのいる風景」です。
これまでにご紹介したトロワイヨンは、こちらで。

ひつじ話

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