北京 滋養強壮に「羊のサソリ」

「羊蝎子」は、羊の脊椎の周囲の部位を指す。
見た目がサソリのような形をしていることから、「羊のサソリ」の意味で名付けられた。
北京の老舗「東直門羊蝎子」2号店で総料理長を務める劉文竜さん(38)によると、羊蝎子は300年以上前の清の時代に、現在の内モンゴル自治区付近で食べる習慣が始まった。
低コレステロールのうえ、カルシウムに富み、滋養強壮に効くという。
同店では羊蝎子を水に24時間浸して脊椎内の血や汚れを取り除いた後、約80分間煮込んで脊椎の回りの肉を軟らかくする。
その後、漢方薬が入ったスープに入れ、肉をほぐして食べる。
一口かむと肉汁が口の中に広がり、体がほっと温まってくる。

もりもとさんから、珍しいヒツジ料理の記事を教えていただきました。いつもありがとうございます。
汗を流しながら食べたい感じですね。

ひつじ食

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