ハーバート・ドレイパー 「金の羊毛」
この絵は1904年のロイヤル・アカデミーに出品されたもので、「タイムズ」紙に「ひときわ高い人気を博した作品群」と書かれたものの1点である。
(略)
彼らはイアソンの仲間、アルゴー船の勇士たちと共に、ギリシアへ帰る旅に出た。
しかしながら、王は彼らを追いかけてきた。
そこでメディアは、自分の弟アブシュルトスを海に投げ込むよう指図した。
そこでアイエテスは彼を救わんとして仕方なく追跡をやめ、おかげでイアソンは逃げおおせたのだった。
ドレイパーが描いているのはこの場面である。「バーン=ジョーンズと後期ラファエル前派展」カタログ
19世紀末?20世紀初頭イギリス、ハーバート・ジェイムズ・ドレイパーの「金の羊毛」です。
金羊毛の神話についてはこちら、関連記事はこちらで。
また、同時代のラファエル前派についてもいくらかご紹介しておりますので、こちらで。
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