ドンデクーテル 「箱舟から下りた動物たち」
美しい風景画と動物画の一体化─17世紀オランダの画家メルキオール・ドンデクーテルはこのジャンルにおけるサヴェリーの最良の後継者である。
主題であるべき箱舟ははるか遠方の丘に霞むように描かれ、画面の大半を下船した動物たちが埋めつくす。
「絵画のなかの動物たち」からもうひとつ、17世紀オランダ、ドンデクーテルの「箱舟から下りた動物たち」を。
上の引用で触れられているサヴェリーについては、「楽園」や「音楽で動物を魅了するオルフェウス」などがご参考になるかと。
箱舟と動物たちを描いたものは、ヤコポ・バッサーノの「ノアの箱船に乗り込む動物たち」やエドワード・ヒックス「ノアの箱舟」などをご紹介しています。
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